寝ても疲れが取れないのはなぜ?

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最初に、寝ても疲れが取れない原因について解説していきましょう。

朝すっきりと目覚められないのは、睡眠の質があまり良くないことが考えられます。

充分な睡眠時間をとっていても、熟睡感が得られなければ体の疲れはとれません。たっぷり眠っても疲れやだるさが取れない場合は、一度自分の生活を振り返ってみることをおすすめします。

脳が疲労している

寝ても疲れが取れない原因のひとつは、脳が疲労しているからです。

私たち人間の身体は、脳が疲れたときに疲労感を感じやすい傾向があります。筋肉や身体の疲れは睡眠をとることである程度解消されるものの、脳の疲れは寝てもなかなか取れません。

脳の疲れは睡眠負債となって体に残りやすいため、注意しましょう。

眠っても疲れが取れないほどの脳の疲労の原因には、主に次のようなものがあげられます。

・仕事に集中しすぎて休憩がとれていない
・スマホやパソコンの使いすぎ
・悩みがあって、不安や精神的な疲労が溜まっている など

血流が悪くなっている

体の血流が悪くなっていることも、寝ても疲れが取れない原因のひとつです。

血液は体にたまった疲労物質を運んで排出し、疲れを癒す成長ホルモンを運ぶ重要な役割を担っています。血流が滞れば、疲れからの回復が遅くなってしまうのは当然です。

血流が悪くなると筋肉がこわばって眠りにくくなり、疲労の蓄積に拍車をかけるのも困りものです。早いうちに対策を立てていきましょう。

日常生活の中で血流が悪くなる原因としては、次のようなものがあげられます。

・仕事中に同じ姿勢をとっている
・デスクワークが中心で、体をなかなか動かさない
・姿勢の悪さから首や肩が凝っている など

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寝ても疲れが取れない場合の対処法

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それでは、寝ても疲れが取れないときの対処法を紹介していきましょう。

疲れがなかなか取れないと、何とかして眠ろうと頑張りがちなものの、実はこれも睡眠不足を招く原因のひとつです。神経質に考えすぎると脳や体が緊張し、かえって眠りにくくなってしまいます。

睡眠不足は、体調不良や体と心の病気を招く一因です。寝ても疲れが取れない原因を取り除き、熟睡できる環境を作っていくことを心掛けてください。

寝る前に部屋を暗くする

しっかり眠って疲労を回復させるためにも、寝る前に部屋を暗くすることをおすすめします。

人間の脳は、光に敏感に反応します。寝る直前まで明るい光を浴びているとメラトニンの分泌量が低下して寝つきが悪くなるため、寝るときは照明を消しましょう。

熟睡感を得るためには夕方から徐々に照明を暗くしていき、布団に入ったら電気を消すのが理想的です。あわせて朝はしっかり太陽の光を浴びて、体の睡眠リズムを正常に整えてください。

布団やベッドに入ったら、スマホやパソコン、テレビなどの画面を見ないようにするのも重要です。ディスプレイから発せられるブルーライトは脳を興奮させて、眠りを妨げます。

寝る前のインターネットや布団に入って本を読むのはやめて、穏やかに眠気の訪れを待ちましょう。

しっかり入浴をする

しっかり入浴することも、熟睡する秘訣のひとつです。

シャワーではなく、湯船に浸かってしっかり体を温めましょう。40度の湯船に15分浸かると体の深部体温が上昇し、湯上がり後に体温が下がっていく経過で眠りやすくなります。

入浴するベストなタイミングは、布団に入る90分前です。体が疲れていても寝付けない人は、ぜひ試してみてください。

温熱効果を高めようと、熱いお湯を使うのは好ましくありません。逆に体が興奮して寝つきが悪くなるため、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることを意識しましょう。

軽い運動をする

気持ちよく眠るために、軽い運動をするのも効果的です。

寝る前にヨガやストレッチなどの軽い運動をして、体のコリをほぐしましょう。体を動かすことで深部体温が高まり、ほど良い疲れが熟睡感をもたらします。

普段の生活の中でも、積極的に体を動かすことがおすすめです。同じ姿勢を長時間続けると血流の停滞を招き、寝ても疲れが取れにくくなります。

オフィスでもこまめに、腰や肩などのストレッチに取り組みましょう。事務作業の座りっぱなしを回避するのにも効果的です。日頃から血行を良くして、熟睡できる体を作ってください。

瞑想をする

熟睡する方法として、日常生活の中で瞑想を取り入れてみるのもおすすめです。

瞑想とは、心を静めて無心になることで、ストレスや感情のコントロールに効果的です。昼休みなどの隙間時間や電車での移動中、寝る前など、好きなときに取り組んでみてください。

脳の疲れやストレスも、寝ても疲れが取れない状況を招く原因です。目を閉じて情報を遮断し、脳の疲れを癒しましょう。ゆっくりと呼吸するとリラックスでき、頭がすっきりします。

ストレスは溜め込まず、こまめに発散させることが大事です。カラオケにいって大きな声を出す、趣味に打ち込むなど、自分にあったストレス発散方法を見つけてください。

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寝ても疲れが取れないときは寝具を見直してみるのもおすすめ

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寝ても疲れが取れないときには、普段使っている寝具を見直すのも選択肢のひとつです。

寝姿勢を支える布団は、睡眠の質を大きく左右します。寝ても疲れが取れない場合は、使っている寝具が自分に合っていない可能性があるため、布団の買い替えも検討してください。

櫻道ふとん店の敷布団は、しっかり眠って体の疲れを取りたい人におすすめです。

櫻道ふとん店は静岡県の御殿場に店を構える、老舗の布団専門店です。一流の職人が手作りしており、敷布団の「腰いい寝」や「快眠の王」などは、質の高い寝具として定評があります。

櫻道ふとん店の敷布団は寝姿勢を理想の状態で維持できる構造になっており、快適に眠れます。温泉綿を使っていて、体を芯から温められるのも熟睡に嬉しいポイントでしょう。

寝ても疲れが取れないとお悩みなら、櫻道ふとん店さんに相談してみましょう。

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まとめ

寝ても疲れが取れないと集中力や注意力が低下するため、生活や仕事に支障が出てしまうことがあります。悪影響が出る前に、早めに対処してください。

家族のためにも自分の生活や布団などの睡眠環境を見直して、熟睡することを目指しましょう。