■よりよい睡眠のためにパジャマが大切なワケ


パジャマ睡眠に入る前に、パジャマに着替えるという行動は科学的に寝付きが良くなると実証されています。また、睡眠中に目覚めてしまう回数もパジャマを着ないで眠った時と比べて少ないことがわかっています。

これには自律神経が関係していて、昼間活動しているときに働く交感神経と、夜眠るようなリラックスした状態のときに働く副交感神経の切り替えの問題であると言われています。この切り替えは、瞬時に切り替わるものではありません。

切り替えにはきっかけが必要となります。その一つとして挙げられるのが、睡眠に入る前にパジャマに着替えるということです。これによって、身体はこれから寝るということを自覚してスムーズにいうことを聞くようになるのです。

交換神経から副交感神経の切り替えにパジャマに着替えるということが大変有効だということは先にも挙げましたが、他にも色々なきっかけがあります。例えば寝る前に歯を磨くということもその一つとして挙げられますし、トイレに行ってから眠るという流れもそれに該当します。

睡眠に入る前の日常的な行動をスリープセレモニーとも言います。これにより身体はこれから睡眠に入るということを自覚するのです。中でもやはり、パジャマに着替えるということは大変有効な手段であり、肌触りが良く身体の締め付けが緩いという特徴がスムーズな睡眠の手助けをしてくれます。

多くの方が子供の頃はパジャマを着て寝ていたと思います。それがいつの間にかTシャツや短パンで寝るというスタイルに変化してしまっている人も多いと思いますが、一度肌触りの良いパジャマで寝てみてはいかがでしょう。最近味わうことのなかった、とても快適な睡眠ができるかもしれません。