疲れているのに眠れないのはなぜ?

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疲れているのに眠れない原因を解説していきます。

眠れないときは原因に応じた対処が必要ですが、人それぞれで症状が違い、しかも原因がひとつだけとは限りません。症状によっては専門医による治療が必要になるため、まずは眠れない原因をしっかり突き止めましょう。

身体的な原因

病気や体の不調から、不眠が引き起こされているケースは多いです。不眠の原因になる病気と症状には、次のようなものがあげられます。

 喘息や気管支炎など、呼吸器疾患による咳・発作
 アレルギーによる肌のかゆみや、鼻づまりによる息苦しさ
 高血圧や心臓病などによる胸の苦しさ
 外傷や関節リウマチによる体の痛み
 腎臓病や前立腺肥大を原因とする頻尿
 睡眠時無呼吸症候群による呼吸異常
 周期性四肢運動障害やむずむず脚症候群などによる無意識下での筋肉の動き

これらの場合は病気の治療をすることで、不眠の改善が可能です。気になる症状があるときは、早めに病院を受診することをおすすめします。

精神的な原因

悩みやイライラ、極度の緊張など、ストレスや精神的な原因で不眠を引き起こしていることは多いです。眠れないことで不安を感じすぎるとさらにストレスが溜まり、症状に拍車をかけるので注意しましょう。

また心の病気の多くは、不眠の症状を伴います。うつ病の治療薬の副作用から不眠を招くケースもあるため、落ち込みがひどいとき、憂鬱でやる気が出ないときには、早めに医師に相談をすると良いでしょう。

環境的な原因

生活環境が不眠の原因となっていることもあります。

部屋の明るさや室温、周囲の音が気になって眠れない人は多いですよね。特に引っ越した後や、転職による環境の変化があったときは、不眠になりがちです。

また寝具が合わないことが、不眠を引き起こすこともあります。枕や布団は体に直接触れるため、眠りの質を左右します。使用感の好みは個人差が大きいため、自分の好みに合ったものを見つけましょう。

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疲れているのに眠れないとどんな悪影響が出る?

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疲れているのに眠れないと日中眠気が取れず、体や健康、日々の生活にも悪影響が出るリスクがあります。

そもそも睡眠は、体や脳を休めて疲労を回復させる役割があります。細胞の修復やホルモンバランスの調整など、幅広い体のメンテナンスが睡眠中に行われるため、不眠が続くと倦怠感や意欲の低下、集中力や注意力の低下を招いて、生活がしにくくなってしまうのです。

健康への悪影響も、無視できませんね。不眠症状のある人は、糖尿病のリスクがなんと1.5~2倍に増えるという指摘もされています。

不眠が続くと脳が興奮し、些細なことでも気にかかってしまう傾向があります。眠れない不安がさらにストレスを増大させ、不眠症状を悪化させるだけでなく、心の病気を引き起こすリスクも高いので、早めに改善を目指しましょう。

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疲れているのに眠れないときの対処法

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疲れているのに眠れないときに試したい、心地よく眠れる対策をご紹介していきましょう。

症状が軽い場合は、不眠はちょっとした工夫で改善が可能です。どれも簡単に取り組めるので、眠れなくて困ったら、ぜひ試してみてくださいね。

お風呂に入って体温を上げる

疲れているのに眠れないときにおすすめなのが、入浴です。湯舟にゆっくり浸かりましょう。血行が促進されて寝つきが良くなり、リラックスもできます。

ただし42℃以上の熱いお湯に入ると交感神経を刺激して眠りにくくなるため、39~40℃程度の、ぬるめのお湯につかるのが快眠のポイントです。上がった体温が下がるときに眠くなるため、入浴は布団に入る直前ではなく、就寝の2時間くらいを目安に済ませることをおすすめします。

寝る前にストレッチをする

就寝前に軽いストレッチをするのも、快眠対策におすすめです。緊張した筋肉を緩めることで心身ともにリラックスでき、心地よく眠りにつくことができますよ。

眠れないときの対策で運動をするなら、布団に入る1時間前を目安にストレッチをすると良いでしょう。適度な疲れが眠気を促し、就寝時間に向けて体の深部体温が下がることで、寝つきが良くなります。

好きな音楽をかける、読書をする

好きな音楽をかけたり、読書をしたりするのも、眠れないときに効果的です。趣味に取り組むことでストレスを発散でき、眠れない原因を根本から取り除くことができるでしょう。

ただしどんなに好きでも、就寝前にスマホやパソコンを使うのはNGです。画面から放出されるブルーライトが脳を覚醒させて、眠れなくなってしまいます。布団の中でゴロゴロしながら、スマホを見るのは控えましょう。

寝具を変えてみる

疲れているのに眠れないなら、寝具を買い替えることも検討しましょう。体に合わない枕や布団を使っていることも、不眠を招く環境要因のひとつです。

サイズや素材、硬さなどを厳選して、寝具は自分の体に合ったものを選んでください。良質な寝具を使うことで、冷え性による不眠などの改善も期待できます。

自分に合った布団選びに悩んだら、おすすめなのは櫻道ふとん店の「腰いい寝」です。静岡県の御殿場に店を構える櫻道ふとん店は、一流職人が手作りした布団で健康と快眠をサポートする人気の老舗ふとん店です。

腰いい寝は超高反発ウレタンを使った、体圧分散に優れている敷布団です。表面加工された凸凹形状が寝ている体を点で支えて、理想の寝姿勢をキープするため、体への負担が少なく朝まで快適に熟睡できます。

また腰いい寝にはトルマリンを練り込んだ温泉綿が使われていて、遠赤外線の効果により、布団の中を最適な温度に保ちます。布団の中が温まることで血流が良くなり、短時間でも疲労回復ができるのが嬉しいですね。

櫻道ふとん店では、腰いい寝の無料お試しサービスを実施しています。気軽に自分の体に合っているか確認ができるため、布団選びに迷ったら、一度櫻道ふとん店に相談をしてみることをおすすめします。

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まとめ

疲れているのに眠れないときは、原因に応じた対処が必要です。病気などが隠れているケースもあるため、早めの対処が肝心です。

不眠はちょっとした工夫で改善できます。生活習慣や寝具も見直して、快適に眠れる環境を整えると良いでしょう。