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暑さの和らぐ秋!布団のケアはどうする!?
季節に応じて、オススメの寝具、布団の手入れ方法は変わってきます。そこで、こちらでは暑さも和らぎ、湿気も落ち着いてきた秋の推奨寝具、布団ケア法についてまとめました。秋から寝具を新調される方、夏を乗り越えた布団の手入れをされる方は、是非とも参考にしてください。
夏、冬といった極端な気候の季節に比べると布団について考えることが少ない時期かもしれませんが、夏を終えたばかりの布団には、夏場にかいた汗、暑い時期に繁殖した雑菌などが大量に含まれていることも…。穏やかな気候だからと安心せず、しっかりと布団のケアをしてあげましょう。お手入れの仕方や収納方法については『夏→秋の寝具の衣替え ポイントとコツを紹介』をご覧ください。
秋口は布団の大掃除!夏を越えた布団をいたわる方法
私たちを悩ませるアレルゲンといえば、春先のスギ花粉、ヒノキ花粉が代表例ですが、実は秋にも布団から生じるアレルゲンが私たちの体調を脅かすのをご存知でしょうか。そのアレルゲンとは、カビ、雑菌、そしてダニの死骸といった物質です。
夏の間、大量の汗を養分に増殖したカビ、雑菌、ダニが高温多湿な気候の中でさらに増え続け、もっとも増量している時期が秋口なのです。まだまだ9月などは暑い日も多く、減る気配は見せません。また、ダニは3ヶ月程度の寿命しか持たないので、夏が終わるころどんどん死んでいき、死骸となって強力なアレルゲンになります。まさに秋口は、アレルゲンの跋扈する、年間でもっとも脅威の大きい季節の1つなのです。
オススメの寝具組み合わせ~秋の気温変化に対応する方法
また、秋は9月が暑く、11月は寒い…、10月頃は温暖な日と寒い日が当たり前のように交互に訪れるなど、寒暖差が激しい季節でもあります。アレルゲンに加えて、この問題にも対処できる寝具を使わないと、すぐに体調を崩してしまいます。
具体的には、暑すぎず、寒すぎずの素材で作られた布団を選ぶことが重要。要するに、どんな気温にもある程度は対応できる…という万能素材がオススメなのです。
また、秋の朝晩は急に気温が変化するため保温性や通気性の他に吸湿性(ガーゼ素材など)も考えた方がよいでしょう。おすすめしたい理由は『秋の寝具は素材から選ぼう』をご覧ください。
秋のオススメ敷布団をチェック
また、秋に使用することを考えると、敷布団についてもトルマリン綿が最もオススメといえます。ダニはトルマリン鉱石を嫌うため、夏場の高温多湿な時期でもダニが繁殖しにくく、秋になってダニの死骸が大量に残る可能性も低くなるのです。アレルゲンの発生率を抑えられるという意味でトルマリン素材は非常に画期的といえます。
逆に手入れが難しいのは、真綿、羊毛といった動物性の繊維です。これらは虫がわきやすいため、夏を越えるときに相当入念なケアをしないと、アレルゲンの巣窟になってしまう恐れがあるからです。
なお、敷布団に気を配るのであれば掛け布団にも気を配りたいですね。とくに秋口は寒暖の差が激しいため注意したいところなので、その選び方をご紹介しましょう。詳しく知りたい方は『季節と掛け布団の関係 選び方と注意点は?』をご覧ください。
まとめ~秋の夜長をぐっすり眠れる寝具はコレ!
秋に快眠を得るためには、通気性がそれなりに高く、でも保温力も充分…という素材の寝具を選ぶことが重要です。トルマリン鉱石を練りこんだ綿を使用した布団を用いれば、それら2つの要素を同時に満たすことができるでしょう(その理由は『遠赤外線の保温効果に注目!』をご覧ください)。以上から、秋にピッタリの寝具は次のような組み合わせになります。
▶敷布団…トルマリン練りこみ綿の敷布団
▶掛け布団…トルマリン練りこみ綿、または良質な羽毛布団