マットレスの正しい使い方

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最近は腰痛対策などの機能性の高いマットレスが人気を集めていますが、マットレスはきちんとお手入れして、正しい使い方をすることが大事です。

寝ている体の全体重がかかるマットレスは汚れやすく、へたりやすいもの。間違った使い方をすると寝心地が悪くなるだけでなく、寿命も短くなるため、買い替えなどの経済的な負担が増えてしまいます。

次の注意点を守って、正しく使いましょう。

■ベッドに乗せて使うか、すのこを敷いて使う

マットレスは本来、ベッドの上で使うことを想定されて作られた寝具。床に直接敷くと湿気がこもってカビが生えやすいため、ベッドの上で使うか、すのこを敷いて使いましょう。

除湿シートを活用するのも効果的です。

■シーツやベッドパッドを使う

マットレスはシーツや、ベッドパッドをかけて使いましょう。そのまま使っていると皮脂や寝汗が浸み込んで質感が変わり、嫌な臭いがついて、寝心地が悪化してしまいます。

素材や厚み、構造によっては、マットレスの吸湿性が向上する効果も期待できますが、サイズがあっていないものは好ましくありません。逆にもたついて寝苦しくなるため、シーツやベッドパッドは必ずマットレスにあったものを選んでください。

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お手入れしやすいマットレスの特徴

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お手入れしやすいマットレスの特徴をご紹介していきましょう。

マットレスには、さまざまな種類があります。自分の寝具の使い方や寝室の環境、ライフスタイルにあわせて、使い勝手のいいものを選ぶことをおすすめします。

丸洗いができるマットレス

お手入れしやすいマットレスの代表的なものは、丸洗いできる素材を使った商品でしょう。マットレスの中材は水に弱く、丸洗いができないものが多いものの、ファイバー繊維を網目状に固めた、お手入れしやすい商品も登場しています。

マットレスは汚れやすいのが難点ですが、こういったマットレスなら汚れや臭いをスピーディーに洗い流し、繰り返し使えて便利です。

折りたためるマットレス

折りたためるマットレスも、お手入れしやすいと人気があります。マットレスは寝汗で湿気がこもりがちですが、こういった商品は壁に立てかけやすく、湿気の除去がスムーズです。

特におすすめなのは、敷布団のように三つ折りにできるマットレス。壁がなくても空間を作れるため通気性をよくすることができ、お手入れが簡単です。

重くないマットレス

マットレスは厚みがあって、重くて扱いにくいもの。重すぎず、上げ下げしやすい商品もお手入れ簡単でおすすめです。

定期的なお手入れには、マットレスを動かす必要があります。特に腕力のない女性や高齢者には負担が大きいため、軽いものを選ぶといいでしょう。

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マットレスのお手入れ方法

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マットレスのお手入れ方法をご紹介していきます。

自分では知っているつもりでも、意外と間違えている人も多いです。これを機会に、マットレスの使い方を見直してみることをおすすめします。

寝具はこまめに洗濯する

人間の皮脂汚れはダニの好むエサになるため、シーツは週に1~2回を目安に交換して、こまめに洗濯を心掛けるといいでしょう。

ベッドパッドの場合は、2~3ヶ月に1回を目安に洗濯することをおすすめします。

定期的にマットレスを立てかけて風を通す

マットレスは寝汗を吸い込んで湿気がこもるため、定期的に壁に立てかけて風を通し、湿気を取り除くといいでしょう。本などをベッドとの隙間に挟んで空間を開け、扇風機で風を送るのも効果的です。

除湿シートは2~3週間に1度を目安に、天日干しすることをおすすめします。

定期的にマットレスに掃除機を掛ける

シーツやベッドパッドを使っても、マットレスには汚れが付着するため、月に1回を目安に掃除機を掛けるといいでしょう。掃除機用の専用ヘッドがあると、気持ちよくお手入れできます。

キルティングの谷間に汚れが溜まりやすいため、特に頭や、上半身を横たえる部分は念入りに。ベッドとマットレスの溝も、忘れずに掃除をしてください。
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マットレスのお手入れの手間を減らす方法

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マットレスのお手入れをしやすくする方法や、対策をご紹介していきます。

寝具は快適な眠りに欠かせないもの、毎日使うものだからこそお手入れの手間を省いて、気持ちよく使うことを心掛けましょう。

マットレスを見直す

寝具のお手入れやケアの簡略化には、マットレスを見直すことが近道です。マットレスは扱いにくいのがネック。扱いやすい厚み・重さの商品を選べば、お手入れが簡単です。まるごと水洗いができるものなど、自分がお手入れしやすい材質にも注目しましょう。

防水プロテクターが使えるサイズのマットレスを選ぶのも賢い選択です。これはホテルなどの業務用マットレスでも使われている方法ですが、防水プロテクターを使えば寝汗や汚れが浸透しにくく、お手入れの間隔を延ばすことができます。

敷布団を見直す

マットレスではなく、敷布団への買い替えを検討するのも選択肢の一つです。マットレスは反発性や弾力等の機能性が高く、寝心地がいいのが魅力ですが、最近は機能性を重視した敷布団も登場しています。

機能性の高い敷布団はいくつかありますが、おすすめなのは、櫻道ふとん店の「腰いい寝」です。腰いい寝は高反発ウレタンマットレスと、温泉綿を組み合わせた商品。マットレスと敷布団のいいとこ取りで、機能性が高くてもお手入れ簡単と好評です。

腰いい寝の魅力は、ボリュームたっぷりの凸凹マットレスが点で体を支え、体圧分散に優れていること。床付き感もなく、腰痛対策にも効果的。適度な硬さで寝返りもしやすく、機能面ではマットレスに引けを取りません。

それでいて従来の敷布団と同様に天日干しもでき、お手入れ簡単。子供でも片手で持てるほど軽く、三つ折り収納ができるため、邪魔にならないのも魅力です。

遠赤外線効果のあるトルマリンを練り込んだ温泉綿が、床からの冷気をシャットアウト。マットレスで寝ているときにありがちな、体の冷えも改善してくれます。マットレスや敷布団選びに悩んだら、一度櫻道ふとん店に相談をしてみるといいでしょう。

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まとめ

毎日使うマットレスは、お手入れしやすいものを選ぶのがベストです。

選び方や使い方で改善もできるため、少しでも楽をして、快適に使いたいですね。

必要に応じてマットレスの買い替えや、敷布団への見直しも検討してみてください。