布団のカビをそのまま放置する危険性や対処法、カビを再発させない予防対策もご紹介していきます。" />

布団のカビをそのままにしていると危ない!

布団 カビ そのまま 見出し1

ここでは、布団のカビをそのまま放置するリスクについて解説していきます。布団にカビがついたときにまず気になるのは、見た目が悪くなって、嫌な臭いがつくことですね。

そのまま放置していると寝苦しくなり、布団やベッド、畳やフローリングにもカビがついて傷んでしまいます。ですが経済的な問題以上に、カビには深刻なリスクがあることも知っておきましょう。

カビは人に害をもたらす

温かくて湿り気を帯び、フケや皮脂などのエサがついた布団はカビにとって最適な繁殖場所ですが、布団についたカビで心配なのは、健康に対する悪影響でしょう。

布団は直接体に触れて使う日用品なので、布団にカビがついていると、眠っている間に大量の胞子を吸い込んでしまう可能性があります。カビには数多くの種類があり、チーズに使われているもののように無害のカビがある反面で、健康を害する毒素を持つものや、重篤な感染症を引き起こすカビもあるのです。

カビの胞子は空気中を漂っているため、私たち人間は日頃から無意識にカビを吸い込んで生活しています。しかし油断はできません。特に高齢者や子ども、病後で免疫力の低い人はリスクが高いので、こまめに布団のカビチェックをすることをおすすめします。

放置すると病気やアレルギーの原因に

また、カビの生えた布団で寝ると、喘息やアトピー、鼻炎などのアレルギーを引き起こすリスクもあります。

呼吸によって人体に侵入した胞子がアレルゲンとなるのです。なかには肺の中でカビが繁殖し、ひどい肺炎を引き起こしたケースも報告されています。今までは支障がなかった人でも、カビがはえた布団で寝て胞子を大量摂取したことで、突然アレルギーが出ることもあるため注意したいですね。

またカビは、ダニのエサにもなります。布団のカビをそのまま放置していると、いつの間にかダニが引き寄せられて繁殖して、皮膚炎やダニアレルギーを引き起こすこともあるため、早めに対処しましょう。

目次へ

布団のカビを発見したときにすぐできる対処法

布団 カビ そのまま 見出し2

布団についたカビを発見したときは、そのままにせず、すぐに取り除いて対処することが大事です。

布団の表面に黒いポツポツを見つけたら、すぐにカバーやシーツを洗濯することをおすすめします。ただしカビは繊維の奥に根を張るため、通常の洗濯では落としきれません。そのため、最初に酸素系漂白剤を使ってつけ置き洗いをし、カビを取り除く必要があります。それから洗濯機で洗いましょう。

布団の側生地にカビがついている場合、まずは、濡らしたキッチンペーパーで表面のカビや胞子を拭い取ります。その後は重曹スプレーを吹きかけて歯ブラシでカビを擦り落とし、消毒用エタノールスプレーでしっかり除菌をするといいでしょう。きれいになったら天日干しをするか、範囲が狭い場合はドライヤーをかけて、中綿までしっかり乾かしてください。

カビがついた範囲が広い場合や、布団の中綿までカビがついてしまったケースでは、ご家庭での対処が難しいかもしれません。お値段はかかりますが、無理に処理をして布団を傷める前に、専門店に布団クリーニングに出して丸洗いすることをおすすめします。

ご紹介した対処法を試してもカビが取り除けない場合は、布団の買い替えも検討するといいでしょう。カビに強い布団を選べばアレルギーや病気を気にせず安心して眠ることができ、お手入れの負担も減りますよ。

布団は身近なホームセンターやデパートの寝具売り場でも購入できますが、カビ対策で布団を買い替えるなら、おすすめなのは櫻道ふとん店の「腰いい寝」です。

腰いい寝は腰痛対策に人気がある敷布団ですが、ほど良い硬さがあって軽く、収納も簡単にできる優れものです。カビ予防にはこまめな湿気除去が欠かせませんが、腰いい寝なら天日干しをしなくても、起床後に布団を壁に立て掛けて5~10分程度そのままにしておけば湿気が除去できるため、お手入れが簡単ですよ。

また腰いい寝にはしっかり防ダニ加工が施されていて、カビの発生やアレルギーの発症も防ぐのも魅力でしょう。デリケートな体質の人や、お子さん、高齢者の方でも安心して使えます。カビに強い布団を探しているなら、どうぞお気軽に櫻道ふとん店にご相談下さい。

目次へ

日頃から布団のカビを予防するには

布団 カビ そのまま 見出し3

布団にカビをつかせないための、日常的な予防対策も解説していきましょう。

布団はカビが繁殖しやすい条件が整っているため、日頃のお手入れが欠かせません。日頃の布団の使い方も見直して、しっかり予防を心掛けることをおすすめします。

定期的に布団を干す

カビを布団に寄せ付けないためには、定期的に布団を干して、しっかり乾燥させることが大切です。

良く晴れた日の午前10時から15時を選んで、こまめに布団を干すと良いでしょう。このとき布団を叩くと、カビの胞子やホコリを回りに飛散させてしまいます。そのため布団は叩かず、天日干し後にお部屋に取り込んでから、表面に掃除機をかけることをおすすめします。

仕事が忙しい人や、ベランダが狭くて外干しできないご家庭の場合は布団乾燥機を使うか、椅子などに広げて掛けて、室内干しをするという選択肢もあります。梅雨や冬の季節など、外干しできない時期の湿気対策にもおすすめです。

布団を上げ下げする

布団を敷きっぱなしにしているとカビが繁殖しやすいため、こまめに上げ下げして使うのもカビ対策では重要なポイントです。朝起きたら、毎日布団を上げるよう習慣づけましょう。

ただし、布団をすぐにたたんで押し入れに収納するのはNGです。起床後は掛布団をめくって内側を開き、しばらく放置して、湿気を逃がしてから収納してください。

換気をする

布団は寝汗だけでなく、室内の湿気も吸い込むため、寝室をこまめに換気をすることも心掛けましょう。定期的に空気を入れ替えることで、カビを引き寄せる湿気のこもりを改善できますよ。

寝る際にはサーキュレーターなどを使って、空気の流れを作ると湿気対策に効果的です。梅雨などのじめつく時期は、除湿器やエアコンを活用すると良いでしょう。

目次へ

まとめ

布団についたカビは見逃されがちですが、そのまま放置するのは厳禁です。気が付いたら早めに対処することが大事ですよ。

布団の使い方の見直しや、場合によっては布団の買い替えも検討して、しっかりカビ対策をしましょう。