寝ている間に腰痛が起こる原因は?

朝起きたときたときに腰が痛くて、すっきりしないと感じていませんか?

朝起きたときに腰痛が起きるのは、敷布団の上で寝ている体にかかる負担が腰に集中している証拠です。

寝ている時に腰痛が起きる原因を、詳しく説明していきましょう。

寝方が悪い

寝ているときに腰痛が起きるのは、ずばり、寝ているときの姿勢が悪いから。

私達の身体を横から見ると、背骨が緩やかなS字カーブを描いています。

これは重い頭をバランスよく支える理想の曲線なのですが、寝ているときにこの曲線を維持するのはなかなか難しいもの。

寝ているときの姿勢や使っている敷布団の性能によっては体の重みのほとんどが腰に集中してしまい、つらい腰痛を引き起こしてしまいます。

寝ているときの姿勢から、腰痛が起きる原因を説明していきましょう。

・  うつ伏せ寝

敷布団の上で体を下に向けて寝るとリラックスしてよく眠れるという人は多いのですが、無理に腰を反らした姿勢になるため、腰回りに過度な負担がかかります。

・  仰向け寝

身体を上にして寝ていると重力によって敷布団の上に腰を中心に体が沈み、40~50%前後の重みが腰に集中します。

腰の負担を軽くするために無意識のうちに寝返りを打とうとしますが、柔らかい敷布団では過度な負担が腰にかかり、これも腰の痛みを悪化させます。

・  横向き寝

左右どちらかを下にしていると背骨のカーブが崩れ、腰回りが下に落ち込むことで腰に負担が集中します。

身体全体のバランスもとりにくく、自然を寝返りが増えることでも腰に負担が集中します。

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手軽にできる腰痛改善方法

寝ている間に腰痛が起きてしまう場合は、ちょっとした一工夫で痛みの改善ができます。

寝る前にできる腰痛の改善対策を紹介しますので、腰の痛みに悩んでいる人はぜひ試してみてください。

寝る前に!腰痛改善ストレッチ

寝ているときに腰痛が起きるのは、腰回りの筋肉や関節に負担が集中して血行が悪くなり、凝ってしまうからです。

寝る前に敷布団の上で、次のような軽いストレッチをしましょう。寝ているときにかかる負担が軽減できます。

・  腰をねじるストレッチ

仰向けで寝て、両手は自然に横に伸ばします。腰を捩じって右足を体の左側に持っていき、右膝を左手で抑えて6回深呼吸。

ゆっくりと右足を戻し、左右の足を入れ替えて同じ動作を左右3セット繰り返します。

・  膝かかえストレッチ

仰向けで寝て背中を起こさずに右足を曲げ、右手で右ひざを抱え込んで6回深呼吸。

ゆっくりと右足を戻し、左右の足を入れ替えて同じ動作を左右3セット繰り返します。

・  タオルでストレッチ

仰向けで寝て右足のつま先にタオルをひっかけ、手で引っ張って右足を天井に向かって持ち上げたら6回深呼吸。

ゆっくりと右足を戻し、左右の足を入れ替えて同じ動作を左右3セット繰り返します。

寝ている間にちょっとした工夫で腰痛改善!

寝姿勢の好みは人それぞれですが、ちょっとした工夫でも眠っているときの寝姿の補正ができます。

うつぶせ寝の場合は改善ができませんが、横向き寝の場合は抱き枕やクッションを両腕、両足の間に挟めば隙間が埋まり、腰の痛みが軽くなります。

仰向け寝の場合はバスタオルを腰に巻き、敷布団と体との隙間を埋めることで背骨のS字カーブを維持しましょう。

負担がかかって血行が停滞するのも、腰痛の原因です。携帯カイロやドライヤーを使って腰を重点的に温めるのも痛みの改善におすすめです。

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それでも腰痛が改善されない!敷布団を変えよう

ストレッチや寝姿勢の補正で腰痛が改善しない場合は、敷布団の買い替えも検討してください。

腰に負担をかけにくい構造の敷布団は、腰痛持ちの人におすすめです。

腰痛を改善する敷布団の選び方や使い方、おすすめ商品をご紹介していきましょう。

腰痛持ちの敷布団の選び方

寝姿勢の中で一番腰に負担がかからないのは仰向け寝ですが、一般的な敷布団ではどうしても腰回りが布団に沈み込んでしまうので、体圧分散に優れる敷布団やマットレスを選びましょう。

腰に負担をかけないためには、寝ているときも背骨のS字カーブをきれいな状態に保つのが理想です。

寝返りも腰に負担をかけるもとですから、姿勢をかえるときに手や足が沈み込んでしまう柔らかい敷布団は避けて。

適度な反発力があると支点・力点が定まり、寝返りがしやすくなり腰痛を改善できます。

寝る場所も敷布団を選ぶポイントのひとつ

腰痛がひどいときは敷布団を硬い場所に敷いて、反発力を低下させないのがポイント。

腰の痛みがひどい時期は、畳の上やフローリングの床など、硬い場所に敷布団を敷いて使うことをおすすめします。

ただしフローリングの場合は通気性が悪く、布団との間に湿気がたまってカビやダニが繁殖するリスクがあるので、敷布団の下にマットレスを活用してください。

マットレスを挟むことで床からの冷たい冷気をブロックできるので、寒い冬も安心です。

腰に良い敷布団にはさまざまな商品がありますが、マットレスタイプの腰痛対策布団でおすすめなのは、櫻道ふとん店の「腰いい寝リッチ」です。

櫻道ふとん店は、静岡県の御殿場に店を構える老舗の布団店。熟練の布団職人が1枚1枚布団を手作業で仕上げていることでも有名ですが、いい寝リッチは一般的なマットレスではありません。

腰いい寝リッチは点で支える形状の超高反発マットレスに、遠赤外線効果で腰回りをしっかり温める温泉綿を組み合わせた、まったく新しいタイプの腰痛対策敷布団。

体圧分散に優れて寝返りがしやすいだけでなく、痛む腰を暖めることで、つらい腰痛を改善します。

腰いい寝リッチは朝起きたときの腰の痛みがなくなったと大好評のマットレス。つらい腰痛に困ったら、櫻道ふとん店に相談をしてみるといいでしょう。

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まとめ

敷布団の上でリラックスしているようでも、寝ているときには腰に大きな負担がかかっているもの。

寝姿勢は好みの別れるところですが、姿勢の補正やストレッチでも腰痛のつらい痛みは改善できます。

敷布団の見直しも検討しながら、前向きに腰痛の改善に取り組みましょう。