質の高い睡眠で五月病を予防&撃退


五月病5月病とは新卒で初めて社会人になった人によく見られる春の病気です。学生の頃は遊びにアルバイトに通学にと自由気ままに過ごすことが多いのです。飲み会やコンパ、サークル活動などで夜遅くまで起き、昼ごろまで寝ているという生活を送る人も多いのです。

このように睡眠のリズムが不規則であり、こうした生活に慣れていた人が社会人になって規則正しい生活に入ると身体がなかなか順応せず5月頃になって身体やメンタルの不調が見られるようになるのです。

こうした場合にはいかにスムーズに入眠するか、そしていかにぐっすりと熟睡し、朝まで目覚めないようにするにはどうしたら良いか、自分の睡眠リズムを見直す必要があるのです。睡眠が規則正しくなると、自律神経の乱れが整い心身の不調も治るようになるのです。

春眠暁を覚えずと言って、ただでさえ春は気候がよく心地よいために眠気が起こりやすいものなのです。さらに5月病で夜中眠れないことが続くと、日中に強烈な眠気を感じるようになるのです。そのため5月病になると集中力の欠如や運転操作のミスなど非常に危険な状態が続き、大事故に繋がる恐れもあるので注意が必要です。

しっかり夜眠れるようになるには、まず睡眠環境を見直すことが必要です。慣れない社会人経験で、ストレスを過剰に感じそのことで上手く睡眠をとれなくなっていることも考えられるでしょう。

枕元にアロマオイルを炊いてみたり、ヒーリング効果の高い音楽をかけたり、間接照明を用いて薄暗い室内を作り心身をリラックスさせることが何よりも大事です。寝る前にハーブティーを飲むとリラクゼーション効果が高まってしっかり眠ることができるのでオススメです。

また夜の10時頃には床に入り、朝日と共に目覚めるように習慣付けることも忘れてはなりません。起床と共に日の光を浴びることで自律神経の乱れを整え、交感神経を活性化し、体内時計をリセットして規則正しい生活に順応できるようになり、うつ症状なども緩和されるようになるのです。