■快適な睡眠には寝返りがこんなに重要!


枕睡眠をしている時に寝返りを打つことがあります。睡眠時の姿勢は非常に重要で、仰向けになっている場合には身体の負担がほとんどなく、肺などを圧迫しないため、呼吸なども楽にできます。

これに対してうつ伏せになった場合では、身体や首に大きな負担がかかり、肺なども圧迫することになります。

どのような姿勢であっても、長時間姿勢が維持されることになれば、血流を悪くしたり、汗疹や床ずれを引き起こす原因になります。

そのため、寝返りを打つことによって姿勢を変え、姿勢が固定され続けることを解消して、身体の血流などを良くしているのです。そこで、寝返りがうまく行われるような寝具を選ぶことが快適な睡眠を手に入れるために必要となってきます。

寝返りをうまくできるようにするためには、頭を置くことになる枕が重要となってきます。枕は、高すぎても低すぎても寝返りに大きな悪影響を及ぼします。そのため、枕の高さは、頭の端から肩幅までの高さ程度が好ましいことになります。

このような枕の高さは、睡眠時に無意識の状況で、仰向けの状態から横向きに寝た状態にスムーズに回転運動できることになり、寝返りを打ちやすくなります。

同じような理由から、柔らかすぎる枕や堅すぎる枕の使用は快適な睡眠を妨げることになります。このような枕では睡眠が阻害されるばかりか、頭痛や肩こりを起こす可能性もあります。

さらに、快適な睡眠のためには、身体が沈み込むようなベッドを避ける必要もあります。堅すぎるベッドも同様に避けるべきです。その理由は、寝返りがうまく打てなくなることや、身体を圧迫してしまい、血流などを大きく阻害するおそれがあるためです。自分にしっかりと合った寝具を利用することは非常に重要となります。