不要な布団はこう処分する 捨て方のポイント
布団はかさばるものです。古くなった布団が押し入れやタンスのなかを埋め尽くしているという家庭は、案外多いのではないでしょうか? 不要になった布団が場所をとって困っているのであれば、一日でも早く処分してしまうべきです。
しかしながら、いざ「処分しよう」とあらためて考えると、方法がわからないという人も多いかもしれません。もともと布団は長持ちするものですし、そうそう頻繁に捨てるようなものではありません。布団はどのように捨てたらよいのでしょうか?
結論からいうと、基本的には粗大ゴミとして出すのが一般的です。たしかに布団は真綿や羽毛など燃えやすい素材でできていますが、だからといって可燃ゴミとして出すのはNGです。素材にかかわらず、大きなものは粗大ゴミとして出さなければなりません。基準は自治体ごとに違うため一概には言えませんが、「一辺30cm以上」というのがひとつの目安になります。
なお、粗大ゴミの収集は可燃ゴミや不燃ゴミのように自動的にはおこなわれません。事前に自治体のゴミセンターで予約をして、指定された日の朝に指定の場所に置くという流れになります。その際、有料ゴミ処理券を貼るのも忘れないようにしましょう。こちらも自治体によって値段は違いますが、ごくふつうの一人用の布団であれば500円以内で済むはずです。
ただし都市部の自治体では、大ゴミの予約は数週間後まで埋まっているケースも少なくありません。一日でも早く布団を引き取ってほしいという場合には、細かく刻んで可燃ゴミとして処理する裏技もあります。一辺が30cm未満であればどの自治体でも問題なく可燃ゴミとして取り扱ってくれますし、可燃ゴミであればお金もかかりませんから、急ぎの場合はこの方法を試してみましょう。もっとも、大きなふとんを細かく切るという作業は想像以上に大変ですので、時間とお金に余裕があるのであればあまりオススメはしません。
ほかには、引っ越し業者や布団販売業者に引き取ってもらうという方法もあります。この場合は無料で引き取ってもらえますし、こちらから日時を指定できるケースも多いですから、忙しくてなかなか時間がとれないという人には最適といえます。ただし、当たり前ですがこうした民間業者のサービスは、あくまでもその業者を利用した場合にだけ受けられるサービスです。近々引っ越す予定があったり新しい布団を買ったりする予定がないのであれば、あまり現実的ではないでしょう。
もうひとつのアプローチとしては、リサイクルショップやオークションで売るという方法もあります。この場合は処分料金を支払うどころかかえってお金をもらえますので、最もお得な方法だといえますね。ただしこれも、有名ブランドの布団であったりよほど高級なものであったりしない限りは、まず値段はつきません。
特別な事情がないのであれば、お住まいの自治体に粗大ゴミとして出すのがやはり基本です。
快適な生活を送るためには欠かせない布団ですが、処分と同時に新しく購入しなければいけませんよね。そんな時、馴染みのお店や信頼できる専門店に依頼したいところ。「今すぐにでも布団を買い替えたい」という方におすすめしたい人気の敷布団屋さんがあります。詳細については『ベストな敷布団を探す!人気布団屋さん徹底比較』をご覧ください。