布団内の適切な温度を知ろう!
厚い布団をたくさん使っていても、体が冷えて眠れないというは多いです。
そんな寒がり人は敷布団をはじめとする寝具を買い足すまえに寝室環境を見直してみてください。
眠るときの快適な温度環境や、寝ているときの冷えの原因について詳しく解説していきます。
布団の中の適切な温度は?
暑さ・寒さの感じ方は個人差がありますが、私達人間が快適に眠れる環境は、温度が33度前後に、湿度50%~55%。
人間は寒さに弱い生き物ですが、温度や湿度が高すぎるとうまく体温調節ができなくなり、眠ることができなくなってしまいます。
温度に関していえば、布団の中は体温よりも少し低い位が理想的。
湿度に関しては、65%以上になると蒸れによる不快で寝心地が悪くなります。
暖房の付けっぱなしはダメ!
寒がりで、布団に入っていても寒くて朝まで眠れないという人は、寝室の環境を見直してみてください。
寒いからといって、暖房をたくさん使っていませんか?
現代の住宅は気密性が高いので、寝るときに暖房を切っても、完全に外気と同じ温度まで室温が下がることはありません。
ある程度の保温力のある布団を使えば、自分の体が発する熱で布団の中が暖められて、快適に朝まで眠れるはずです。
このときに朝まで暖房を使っていると、寝ている間にどんどん寝汗をかき、寝汗が冷えるときに体の熱を奪って、体を冷やしてしまいます。
寝室の暖房は寝るときに切るか、タイマーがある場合は寝る1時間後には消えるように設定して使いましょう。
暖房を入れっぱなしにして寝ていると空気が乾燥し、風邪をひきやすくなるので、寒がりな人でも暖房は早めに切るのが正解です。
電気毛布も付けっぱなしに注意して。汗で冷えの原因になるだけでなく、低温やけどを起こすリスクもあります。
電気毛布の場合もタイマーを使って1時間でスイッチが切れるようにするか、就寝する1時間前にスイッチを入れて布団を暖めておき、布団に入ったらスイッチを切って眠ることをおすすめします。
寝る前や寝るときに冷えを対策しよう
寒がりな人は敷布団をはじめとする寝具を増やしたり、暖房器具を活用したりすることで周りを暖めようとしがちですが、これは冷えるもとです。
つらい冷えは改善できる、寝る前の一工夫をご紹介しましょう。今まさに寒くて悩んでいる人も、今日から試してみてください。
寝る前に軽い運動やストレッチを行う
寒がりな人の場合は、布団であたためてもらうのではなく、身体で熱を作り出して布団の中を暖める必要があります。
次のような布団の上でできる運動やストレッチで、寝る前の身体を程よく温めましょう。
・ 足をあげる
布団の上にまっすぐ仰向けに寝て、腕は自然に体に沿って伸ばします。両足を持ち上げて足裏を天井に向けましょう。
足を高くすることで心臓に戻る血流が活性化し、体が温まります。
・ 腰ねじりストレッチ
仰向けで寝て、両手は自然に横に伸ばします。腰を捩じって右足を体の左側に持っていき、右膝を左手で抑えてしばらく深呼吸。
ゆっくりと右足を戻し、左右の足を入れ替えて同じ動作を繰り返すと、停滞しがちな腰回りの血のめぐりが良くなり、下半身の冷えの改善に効果的です。
・ 足の指運動
仰向けに寝て手足をまっすぐ延ばし、手足の指をグー・パーでリズムよく繰り返して開閉しましょう。
ゆっくり、大きく開閉することで全身の血行が活性化します。
就寝前の運動のポイントは、汗をかかない程度の軽めのものにすること。
体温が程よく上がって布団をあたためてくれますし、その後自然に体温が下がっていくことで寝つきも良くなります。
身体を温めるという意味では、お風呂もおすすめです。ただし熱いお湯につかると汗が出過ぎてしまい、寝冷えを原因になるので注意してください。
寒がりな人は、ぬるま湯にゆっくりつかって体を芯からあたためましょう。
敷きパッドを使用する
保温性の高い布団や毛布を使っているのに体が冷えるという寒がりな人は、敷布団の上に敷パッドを敷いて使いましょう。
フローリングに敷布団を直接引いている人や、ベッドの下に空間があるお部屋では、布団の下から冷気が入り込んで布団の中を冷やしている可能性があります。
寒がり人におすすめなのは、吸湿性・保温性ともに優れる羊毛敷パッド。アクリルなどの合成繊維も暖かいのですが、蒸れて体を冷やす原因になるので避けたほうが無難です。
体を芯から温める、遠赤綿入りの敷きパッドもおすすめです。
寒がり人におすすめの敷布団!
冷え性で夜に熟睡できない人は多いのですが、暖かな布団で心地よく眠りたい場合は、いま使っている敷布団の買い替えも検討しましょう。
布団の熱は下から逃げていくので、暖かく眠るためには敷布団選びが重要です。
寒がり人におすすめの敷布団をご紹介していきます。
トルマリン加工を選ぼう!
綿・羊毛・ポリエステルなど、敷布団の中身にはさまざまな素材が使われていますが、寒がりな人にいま注目されているのが、トルマリンを練り込んだ「温泉綿」です。
トルマリンは遠赤外線を放出する鉱物としてよく知られていますが、特殊な技術でこのトルマリンを練り込んだ温泉綿は、ほんのり暖か。
寝ている体を芯から温めて、手足の先までポカポカと朝まで眠れると、寒がりな人に好評です。
特許技術で温泉綿を開発し、さまざまな敷布団作りをしているのが、静岡県の老舗布団店である櫻道ふとん店です。
身体が冷えて眠れない人や、寒がりで困っている人は、ぜひチェックしてみてください。
トルマリンについて詳しくはこちら
まとめ
私達人間は進化の過程で体毛が薄くなってしまったため、活動するには衣服で、眠るときには寝具を使って体を保温する必要があります。
特に体の多くの機能が眠りにつく就寝中は体温調整がしにくいので、暖かく快適な寝具を選びたいですね。
遠赤外線効果のある温泉綿を開発した櫻道ふとん店では、寒がりな人からも大好評の腰痛対策布団、「腰いい寝」や、高品質で保温性の高い羽毛布団など、寒がりな人に嬉しい寝具を豊富にラインナップしています。
熟練の布団職人が布団選びのアドバイスにも対応しているので、寒がりで布団選びに悩んでいる人は、一度櫻道ふとん店に相談してみてはいかがでしょうか。