■寝てない自慢は危険!寿命に影響する睡眠不足



若い頃はオールナイトといって夜通し寝ずに遊ぶことが美化されるものです。睡眠をとらないでいると過剰に交感神経が活性化され、ハイテンションになってしまい、妙に楽しい感覚になるのも確かなのです。

しかしこうしたことを続けていると、自律神経が乱れてしまい体内時計も狂い、挙句の果てにはホルモン分泌やホルモンバランスまで狂わせてしまう結果になるのです。すると神経がイライラしたり、怒りっぽくなったり、悲観的になるなどメンタルにも悪影響を及ぼします。

更に身体が錆び付き酸化も促進され、肌荒れが非常に目立つようになります。睡眠を侮ってはいけません。心身ともに健康で長生きしたければ規則正しい睡眠をとることが大事なのです。

睡眠と寿命は非常に密接な関係にあるのです。睡眠をとらないと、夜中に正常なホルモンの分泌が起こらなくなったり、若返りホルモンであるサーチュイン遺伝子が発令されなくなり老化を促進して、ついには寿命まで縮める結果を招くのです。

やはり睡眠は最低でも7時間はとりたいものです。とくに夜の10時から深夜3時がゴールデンタイムと言われており、最もホルモンやサーチュイン遺伝子が分泌されやすい時間帯なのです。そのためこの時間にはぐっすり熟睡しているように生活を改めなければいけません。

この時間にしっかり寝てホルモンやサーチュイン遺伝子が多く発令されると、肌などの細胞が活性化し酸化を抑制するようになるので、肌などもハリやツヤが蘇り次第に若返っていくのです。そのためお肌が気になる女性は寿命だけでなく美容のためにもゴールデンタイムにしっかり就寝しておくことが大事なのです。

また、より深い眠りを誘うために、アロマを炊いたり、心地よい音楽をかけ、部屋を間接照明で薄暗くするなど心身ともにリラックスできる環境を整えることが大事なのです。