■厚生労働省の健康づくりのための睡眠指針とは



厚生労働省が定める健康づくりのための睡眠指針とは、平均7時間としています。人によっては一日に7時間も眠ることが出来ない人がいる訳ですが、あくまで指針であるためこれを基準として前後する場合はそれほど問題はありません。

子供の時にはたくさん眠ることが大切であると言われていますが、大人になると子どもと同じように寝ている訳には行きません。よって、日常生活を考慮すると7時間が丁度良いとされているのです。

睡眠というのはただ厚生労働省が定めるとおりに眠ればそれで良いという訳ではなく、できれば良質な眠りを得たいものです。そのためには、身体の緊張状態を上手くといてあげることが快眠への近道でもあるのではないでしょうか。

厚生労働省は、大人が一日にとることが好ましいとされる睡眠を7時間としていますが、睡眠はとればとっただけそれが健康に良いという訳ではなく、あくまで指針に基づいて7時間前後眠ることが好ましいとされているのです。

休日にはゆっくりと眠ることも決して悪いことではなく、また健康への影響もありません。ただ、最近では自立神経失調症によるうつ病や睡眠障害の悩みを抱える人が増えており、そのような方の場合には眠り方を工夫する必要があります。

たくさん眠れば良いというわけではなく、また休職中だからといって昼寝をしているのは自律神経の働きを阻害し、夜眠れなくなってしまうので注意が必要です。

心療内科の医師の話では、睡眠障害がある場合にはストレッチやヨガをして身体の緊張状態を解き、薬の使用は最低限にとどめておくことが好ましいとしています。工夫をしながら良い眠りにつけるようにしたいものです。