「折りたたみマットレス」がおすすめの理由
「折りたたみマットレス」とは、その名の通り、たたんで持ち運び、収納ができるマットレスのことです。
マットレスの反発力や弾力はそのままに、寝心地の改善に効果的。それでいて腕力のない人でも扱いやすいと、高い評価を得ています。
厚手の商品が多いなか、折りたたみマットレスは比較的薄く、畳の上やフローリングに直敷きして使いやすいのも魅力でしょう。日本の住宅事情や、伝統的な睡眠スタイルにもあっています。
折りたたみマットレスはサイズバリエーションも豊富で、体にあわせて選びやすいのも嬉しいポイントです。寝具はこまめなお手入れが欠かせませんが、厚みがあって扱いにくいマットレスは家庭での負担感が大きいため、便利な折りたたみマットレスを選ぶ人が増えています。
折りたたみマットレスのメリット・デメリット
それでは、折りたたみマットレスのメリットと、デメリットをご紹介していきましょう。折りたたみマットレスは使い勝手のよさで人気があるものの、使いにくい面もあります。
折りたたみマットレスを購入する際はメリット・デメリットを理解したうえで、自分の使い方や寝室環境にあっていることを確認しておくと安心です。
メリット
折りたたみマットレスの魅力はなんといっても、コンパクトに折りたたんで収納できるところでしょう。使わないときはすっきり収納スペースにおさまるため邪魔にならず、お部屋を広々と使うことができます。
もちろん折りたたんでおけば、お部屋の中に置きっぱなしにしても生活スペースを圧迫しません。三つ折りにするとほどよい厚みが出て、ソファ代わりに使うことも可能です。
単身者のワンルームや、収納スペースの少ないアパートでも使いやすいでしょう。
また折りたたみマットレスは比較的薄い商品が多く、持ち運びしやすいのも良いところです。車などにも乗せやすく、アウトドアでも使える商品も登場しています。
三つに折れることで、メンテナンス性が良いのもメリットのひとつでしょう。壁に立て掛けるか、Z型に自立させれば、簡単に寝汗による湿気の除去ができます。
折りたたみマットレスは腕力のない女性や高齢者の寝具に最適です。仕事などが忙しくて天日干しに時間がかけられない人、ベランダの狭いご家庭にもおすすめでしょう。
デメリット
とても便利な反面で、商品によっては寝心地が悪い折りたたみマットレスもあるため、注意してください。
これらの寝心地の悪さの原因は、寝ているときに、折れ曲がる部分に体が沈んでしまうからでしょう。折れ目部分はどうしても隙間ができやすく、腰がはまり込みやすい傾向があります。
こういったデメリットは、反発力のあるマットレスを選ぶことで改善が可能です。自分の体型や体重をしっかり支えられる商品を選びましょう。
マットレスだと、腰に負担がかかって体が痛むと日常生活に悪影響がでるため、マットレスは薄さを優先せず、体を支える充分な厚みがあるものを選んでください。
繰り返し折りたたむ部分にダメージが集中しやすく、寿命が早いのも困りものです。特に体重がかかる腰やお尻まわりがへたりやすいため、中材を入れ替えできる折りたたみマットレスを選んでおくと安心です。
折りたたみマットレスを選ぶポイント
折りたたみマットレスを選ぶときの注意点もご紹介しておきましょう。
いくら便利でも、寝具は選び方を間違えると使いにくくなってしまうもの。寝心地の感じ方は個人差が大きいため、自分にあったものを選ぶことが大事です。
寝心地にあわせて反発性を選ぶ
寝具選びで大事なのは、自分の好みの寝心地にあわせて選ぶこと。これは折りたたみマットレスも同じです。折りたたみマットレスにも低反発、高反発の種類がありますから、体型や寝心地を重視してタイプを選びましょう。
体圧分散性に優れていて、寝返りしやすい、程よい硬さのある高反発マットレスがおすすめです。ウレタンやファイバーといった素材の違いもあるため、自分がメンテナンスしやすいものを選んで下さい。
折りたたみマットレスの厚さはさまざまですが、5~11cm程度が無難です。7cm以下は床つき感を感じやすいため、体格がいい人は避けることをおすすめします。
体と部屋に合わせてサイズを選ぶ
自分の体にあったサイズを選ぶことも大事です。折りたたみマットレスはコンパクトに折りたためるのが魅力ですが、窮屈なマットレスは寝心地が悪いもの。無理なく横になれる、十分な余裕のあるサイズを選びましょう。
折りたたみマットレスはコンパクトに収納できても、場所は取るもの。部屋や生活を圧迫しないサイズ感か確認して、自分のライフスタイルにあわせて選ぶと安心です。
メンテナンス性も重視する
マットレスは寝汗や皮脂汚れが付きやすいため、メンテナンスも重視しましょう。折りたたみマットレスはその形状を生かして、立てかけて除湿しやすいものが理想です。デイリーに自分が扱いやすいのか、厚さや軽さもチェックしてください。
マットレスの素材による、メンテナンス性の違いにも注目しましょう。ウレタン素材は水に弱く、天日干しができませんが、ファイバー繊維を網目状に固めたものなら、丸洗いや天日干しができてお手入れが簡単です。
マットレスはシーツやベッドパッドと併用しますから、組み合わせて使うリネン類を入手しやすいもののほうが使い勝手がいいでしょう。
日ごろからできる折りたたみマットレスのお手入れ方法
折りたたみマットレスの日常的なお手入れ方法をご紹介していきましょう。
機能性にこだわって作られたマットレスは、一般的に価格が高い傾向があります。日頃のお手入れや使い方を見直して、マットレスを長く愛用することを心掛けてください。
ローテーションでへたりを予防
折りたたみマットレスは定期的に上下や、裏表を入れ替えて、ローテーションして使うといいでしょう。
マットレスのように体の下に敷いて使う寝具はへたりやすく、短期間で寝心地が悪くなりがちです。3~4カ月を目安にローテーションして使うと、ダメージの集中を防ぐことができます。
マットレスはシーツやベッドパットをかけて使うのが基本です。寝汗や皮脂などの汚れもマットレスの寿命を左右するため、カバーを使って汚れの付着を防ぎましょう。
シーツやベッドパットは、マットレスのサイズにあわせて選び、定期的に洗濯をしてください。寝具を清潔に保つのも、快適な眠りを得るうえで重要なポイントです
陰干しで放湿させる
マットレスには寝汗による湿気がたまるため、こまめに陰干しをして、しっかり放湿させることが大事です。
マットレスに湿気が溜まると、カビが発生するリスクがあります。湿気や皮脂などをエサに、ダニが繁殖する可能性も高いため、こまめにお手入れをして湿気の除去を心掛けましょう。
ウレタン素材のマットレスは紫外線に弱く、天日干しはNGです。風通しの良い場所で壁などに立て掛けて、室内干しをすることをおすすめします。
また折りたたみマットレスは、こまめに上げ下げして使うことが大事です。折り目を傷めないために敷きっぱなしにしていると、湿気が蓄積して、カビやダニの温床になるリスクが高まります。
特に畳やフローリングに直接マットレスを敷いて使うのは厳禁です。すのこや除湿シートなどを活用して、湿気をため込まない工夫をしてください。
折りたたみマットレスに汚れがついてしまった場合は
シーツやカバーをかけて使えばある程度の汚れは防げるものの、子どもがマットレスにジュースなどをこぼしてしまうこともあります。マットレス自体が汚れたときは、しっかりとしたケアが必要です。
ウレタン素材は水に弱いため、汚れの放置は厳禁。放置する時間が長いほど汚れの除去が難しくなるため、すぐに乾いたタオルでふき取ってください。
マットレスについたシミはタオルを薄めた石鹸水に浸し、固く絞ってから、汚れた部分を叩くようにして落とすといいでしょう。洗濯用の中性洗剤を薄めて使ってもかまいません。
汚れが取れたら、陰干しをしましょう。マットレスはしっかり乾燥させることが大切です。
折りたたみマットレス選びに迷ったなら布団専門店へ
折りたたみマットレスを選ぶのに迷ったら、布団専門店での購入を検討するといいでしょう。
折りたたみマットレスは便利で人気が高く、身近なデパートの寝具売り場や家具量販品店でも取り扱いがあります。ですがこういったお店の商品は素材や硬さ、機能性などが限られがちです。
布団専門店なら商品のバリエーションが豊富で、自分の寝心地の好みや使い方にぴったり合った、最適な1枚が選べますよ。
なかでも折りたたみマットレスの購入先としておすすめなのは、静岡県は御殿場に店を構える布団専門店、櫻道ふとん店です。
櫻道ふとん店は腰痛対策で人気の敷布団、「腰いい寝」や機能性マットレス「快眠の王」などで有名な老舗店。一流の布団職人の丁寧な縫製による、質の高い布団作りで定評があります。
櫻道ふとん店はマットレスの種類も豊富で、オーダーメイドにも対応しています。自分の身体や体重にあわせて好みのサイズや硬さを選べば、寝ている体の負担を減らして、快適に眠ることができるでしょう。
また櫻道ふとん店では、専門的な知識を持つスタッフがお客様のお悩みを丁寧に聞いて、寝具選びのアドバイスも行っています。機能の見極めが難しいマットレス選びに役立つため、初めてマットレスを購入する方でも安心ですね。
快適に使えるマットレス選びに迷ったら、ぜひ櫻道ふとん店に問い合わせてみると良いでしょう。
まとめ
折りたたみマットレスは日本の家屋事情にもあっていて、使いやすくておすすめです。
収納性も、メンテナンス性も良好。
櫻道ふとん店には「腰いい寝」をはじめとして、他の商品も多彩なので、チェックしてみてはいかがでしょうか?