■ビジネスマン必見の睡眠時間を管理するコツ
よく睡眠時間を削ってまで受験勉強や仕事に打ち込むのを自慢げに語る人がいますが、実際これは賢いやり方とは言えません。それとは真逆に、きちんと夜寝ることを通じて人は体調を整え、さらに心や頭の中に渦巻いたモヤモヤした想いやストレスなどを解消していくのです。
さらに言うと、きちんと寝ることにより日常生活の中で酷使した交感神経を休ませています。そして副交感神経の働きで生命活動を行うことにより身体のあちこちでバランスが整えられ、翌日心身ともに抜群のコンディションで一日のスタートを切ることができます。
実は、できるビジネスマンほどこうした睡眠時間を管理する重要性を知っています。この時間をきちんと確保することによって、日中に眠気がさすことがないのはもちろん、集中力を途切れさせることなくバイタリティ溢れる仕事ぶりへと結実させているのです。
忙しいビジネスマンが睡眠時間を管理するにはどうすればよいのでしょうか。まずもって全てのスケジュールに始まりの時間と終わりの時間があるように、自分の就寝時間に関してもあらかじめきちんと決めておくことが必要です。
この時間に寝るとすれば、その前の予定はこの時間までに終わらせる、といった具合に逆算してスケジュール管理していくのです。また、こうやって定めたスケジュールを守ることを心に決めた以上、そのラインを崩すようなことには手を出さないことも大切です。
ついダラダラとテレビを見たり、ゲームをしたり、ネットをしたり、夜遅く食事を取ったり、アルコールを飲んで仮眠を取ったりといったことをせずに、就寝時間に向けて徐々に心を落ち着かせて身体を休める体勢を作っていくのです。
それに、いくら睡眠を管理したからといって、そのクオリティが劣っていては意味がありません。眠りが浅かったり、横になっただけでなかなか寝付けなかったりといった事態に陥らないためにも、枕やベッドを自分に最適のアイテムに揃えたり、部屋の照明や空調などを整えたりしながら、自分のコンディションを導いていくことが欠かせません。