■良質な睡眠をとるために|毎日の就寝時間・起床時間を確立しよう



良質な睡眠をとるためには、睡眠のスケジュールをしっかりと立てることが必要になります。生活習慣が乱れてしまったり、また就寝時間が安定しない場合、身体に対して負担を掛けてしまうことになり安眠することが難しくなってしまうのです。

人間の身体は安定した生活のリズムを送らなければ、睡眠に必要なホルモンをしっかりと出すことが難しくなってしまい、また精神状態も悪くなってしまいます。

睡眠するためにはメラトニンの分泌が必要であり、このメラトニンの分泌にはセロトニンの放出が必要になります。これらは就寝時間のスケジュールを安定させ、生活リズムを整えなければ放出されることが難しくなり、安眠することが出来なくなってしまいます。

安眠のスケジュールで大切なことは起床時間を安定させることです。人間の身体は起床後に日光を浴びることにより、身体を活動状態にすることが出来ます。日光を浴びることで、体内時計をリセットさせることが出来るのです。

日光を浴びてから15時間後にメラトニンが放出されます。そして眠気を感じるようになり、睡眠に適した状態になるのです。なので安眠したいのならば日光を浴びてから15時間後に眠る、という生活スケジュールを立てることが必要になります。

一定の時間に日光を浴びる習慣を身につけると、身体はそのタイミングに合わせて睡眠時間を調整するようになります。これにより、身体に負担を掛けることなく、自然と身体を休ませることが出来るのです。

しかし起床時間がまちまちであり、日光を浴びる時間が安定しないと、身体を自然な状態で目覚めさせることが難しくなってしまいます。なので安眠するためには、起床時間を中心としたスケジュールにしなければならないのです。