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寝不足が続くとめまいが起こる!?
一般的にめまいの原因は、過労、低血圧、貧血などですが、実は寝不足によって発生するめまいもあるのをご存じでしょうか?こちらでは、睡眠環境の低下に起因するめまいに悩んでいる方に向けて、悩みを緩和する方法を紹介します。
原因不明のめまいに悩んでいる方は、睡眠環境を改善することで、一気に体調が良くなるかもしれません。
なぜ寝不足でめまいが起こるの?
睡眠不足が続いていると、血圧が下がりやすいため、立ち上がった瞬間にめまいを覚える可能性が高くなります。また、寝不足は自律神経の働きを妨げる原因にもなります。自律神経は血管系や消化器などの機能をコントロールする役割を担っており、この自律神経の働きが疎かになることで身体のバランスが乱れ、めまいを引き起こすこともあります。睡眠時間の不足を実感していて、頻繁に立ちくらみがある…という方は寝不足が主原因でしょう。
ただし、めまいには種類があり、もし世界が回転しているような感覚の回転性めまい、宙に浮いているかのようによろめく浮動性めまいを感じている場合には要注意。回転性なら耳の病気、脳幹異常、浮動性なら脳血管障害など、大きな疾病が隠れていることもあります。
めまいを感じたらどうすれば良いの?
基本的にめまいを感じた時は、すぐにその場にしゃがむのが基本。単なる立ちくらみであっても、倒れ込んだ際に怪我を負うなどのリスクがあるからです。また、脳に血が足りなくなっている状態の場合、立っているより座っているほうが、意識がハッキリするのは早いでしょう。
めまいは隠れた病気のサインであることもあるので、めまいが続く場合は病院を受診するのが基本です。その上で、めまいを防ぐためには、寝不足の状態も解消しましょう。
布団に入ってから寝付くまでの時間が少しでも短くなれば、結果的に睡眠時間が増加しますから“いかにスムーズに入眠するか”を重視しましょう。
寝不足によるめまいを防ぐ3つの法則
寝不足による体調不良、めまいを緩和するために知っておくべき3つのポイントを紹介します。
1.寝る前にパソコン、スマホなどの画面を凝視しない!
人間は、強い光を見ると眠気がさめて覚醒する傾向にあります。特に昼間の空と同じ青色は、目覚まし作用が強いので要注意。パソコンのモニター、スマホ、タブレットはブルーライトを発しているため、かなり強い目覚まし作用があります。ブルーライトを見続けることにより入眠が遅くなる、その仕組みをもっと詳しく解説しましょう。詳細は『なぜ、寝る前のスマホで寝付きが悪くなるの?』をご覧ください。
就寝3時間前になったら、なるべくモニターの光は視界に入れないようにしましょう。やむを得ず、パソコンなどの機器を用いる場合、画面の輝度を落とすなどの工夫をしてください。
2.入眠をスムーズにするためのリラックス習慣!
睡眠時間が6時間あったとしても、寝付くまでに45分かかってしまうようでは実質的に5時間15分しか寝ていないのと同じです。布団に入ったら、少しでも早く眠ったほうが有益なのは間違いありません。そこで、お休み前にリラックスタイムを設け、半身浴、アロマ…といった副交感神経を優位に導く習慣を取り入れてみましょう。寝入りが良くなり、実質的な睡眠時間を延ばすことに繋がります。
さらに、睡眠の環境を高めるためには寝具の選び方が重要となります。その理由をご紹介しましょう。詳細は『寝具選びの重要性!睡眠環境を考える』をご覧ください。
3.敷き布団を寝心地の良いものに変える!
入眠を早めるためのポイントとしては、敷き布団の品質も重要です。クッション性が不足して身体が痛むようだと、寝付くまでに幾度となく寝返りをうつなど、非常に寝入りが悪くなります。体圧分散力の高い凹凸クッションの敷き布団を使うなどして、少しでも寝入りを良くしましょう。そこでおすすめしたいのが凸凹型の中芯を入れた体圧分散の敷布団です。体圧分散が初めての方にも分かりやすいようにご説明しましょう。詳細は『体圧分散力って何?』をご覧ください。
まとめ〜入眠を助ける敷き布団を!
上述のように、少しでも入眠を早めることが体調管理の秘訣。床についてから眠るまでの時間が短ければ短いほど、実質的な睡眠時間が増えるからです。