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睡眠と成長ホルモンの関係
成長ホルモンという言葉を知っているでしょうか?これは子供の成長を促すほか、筋肉を発達させる、脂肪を燃焼させる、肌の調子を整える…といった作用を持った物質。子供だけでなく、成人にとっても非常に重要性の高いものです。
こちらでは、そんな成長ホルモンと睡眠の関連性について紹介し、質の良い睡眠を取ることの重要性について解説します。
成長ホルモンのメリットとは
このように多くのメリットを持っている成長ホルモンは、睡眠時に分泌される性質があるのです。要するに“寝る子は育つ”とか“寝不足は美容の大敵”といった言葉はまさに本質を突いており、迷信などではないわけですね。
睡眠不足が慢性化して成長ホルモンが不足すると、身長が伸びにくくなる、体調が悪化する、さらには肌状態が悪くなるなど、多くの問題が生じてしまいます。
睡眠は健康、美容の資本!成長ホルモンを増やす方法
睡眠時間に成長ホルモンが分泌されることは広く知られていますが、眠ってさえいれば良いというものではありません。睡眠には、眠りが浅く身体は眠っていても脳は覚醒している状態にあるレム睡眠と、眠りが深く身体も脳も休んでいる状態にあるノンレム睡眠があります。成長ホルモンはノンレム睡眠という深い睡眠の時に多量分泌されるので、どれだけ深い眠りを確保できるかが重要になります。
食事も重要!成長ホルモンを増やすコツ
成長ホルモンはアミノ酸で作られますので、食事から十分なアミノ酸を摂取することも重要です。ちなみに、アミノ酸というのは小腸表面の消化酵素によってタンパク質が分解されることで得られますから、良質なタンパク質を多く摂取することが大切。大豆、乳製品などを積極的に摂取するようにしましょう。
また、シジミに含まれるオルニチン、ナッツやレーズンに含まれるアルギニンといったアミノ酸は、成長ホルモンを増加させる作用があります。食事、サプリメントなどでオルニチン、アルギニンの摂取量を増やしておくと、成長ホルモン不足に陥りにくくなるでしょう。
寝具の選び方も大切!快眠の基本は敷き布団から
深い睡眠を得ることで成長ホルモン分泌が促されるのは、ここまで解説したとおりです。そこで、ぜひとも1度はご確認頂きたいのが、使用している敷き布団の質。敷き布団のクッション性が不足していると、身体の一部が間接的に床に押しつけられてしまい、睡眠時に痺れたり、痛んだりして熟睡度を下げることがあります。