Contents
防ダニ布団対策比較集!シーツで快眠をGET!
布団の中綿が木綿、真綿などの天然素材ですと、どうしてもダニが寄ってきやすくなってしまいます。しかし、ポリエステルやウレタンの寝心地が好きではない…など天然素材派の方であれば、防ダニのためだけに天然素材を諦めるというのは無理な相談でしょう。
そこで、こちらでは布団の材質に関係なく、ダニをシャットアウトできる防ダニシーツの利点についてお伝えしていきたいと思います。ひとくちに防ダニシーツといっても数多くの製品が販売されていますので、より防ダニ性能の高い製品を選ぶための正しい判断基準を知ることが必要です!
そもそも防ダニシーツ&防ダニ布団カバーって?
一般的な防ダニシーツというのは、何もダニを殺すための薬剤が入っているわけではありません。いくら小さいとはいえ、ダニは一定の大きさを持った生き物ですから、隙間があまりにも小さければ布団の内部に入り込むことは出来ません。そこで、繊維の隙間を徹底的に細かくし、出入りの余地をなくしたものが防ダニシーツなのです。
普通のシーツは平織りという織り方で布を作っているので、引っ張られるような負荷がかかったり、数回ほど洗濯を繰り返しただけで隙間が生じてしまいます。防ダニシーツは“あや織り”という高密度の織り方を採用するなどして、隙間の発生を予防しているのです。
針穴対策が行われている製品を選びましょう!
ただ、織り目が細かければダニが出入り出来ないかというと、それだけではありません。実は、縫い目の針穴が開いていると、そこからダニが入ってきてしまうのです。そこで、防ダニシーツを選ぶ時にはファスナー、縫い代といった隙間にきちんと対策が施されている製品を選択しなければなりません。
縫い目を塞ぎ、ダニが通過できる隙間が存在しないことを“ダニ通過テスト”まで行って実証している製品でなければ、充分な信頼性があるとは言いがたいでしょう。防ダニシーツ購入の際には、これらの条件が満たされているかどうかを慎重に確認し、ダニが入ってくる可能性の低いものを探さなければなりません。
防ダニシーツも100%の確実性はない!?
ただ、織り目を細かくし、針穴まで塞いだとしても、100%ダニをシャットアウトできるわけではありません。布地にわずかでも裂け目、穴が生じれば防ダニ機能は失われてしまいますし、強い負荷がかかれば繊維に隙間が生じてしまいます。
布地というのは、いくら高性能の製品であっても、洗濯の度に劣化していきますから、防ダニシーツが充分な性能を発揮できる期間というのはそう長くはないのです。こういった問題を踏まえると、天然素材と同等、あるいはそれ以上の寝心地を実現している防ダニの敷布団を選択したほうが確実性においては勝るでしょう。
ただし、防ダニの布団・敷布団でも日頃のお手入れは欠かせません。どんなに素材が良い布団でも天日干しや掃除機などのケアは必要でしょう。正しいお手入れ方法として、天日干しでダニを退治する方法については『お日様の力でダニを退治する方法!』を、掃除機でダニを除去する方法については『掃除機と併用して、ダニをゼロにする方法!』をご覧ください。