寝具の選び方で睡眠は変わる!
睡眠環境を大きく左右する要因として、寝具の選び方が挙げられます。
眠ったのに体力が戻らない、寝起きに何だか体調が悪い、といった悩みがあるのなら、まずは使っている寝具を見直してみてはいかがでしょうか。
こちらでは、睡眠環境を正常化する寝具選びのコツをまとめています。リフレッシュした状態で朝を迎え、活動的な1日を過ごしてみませんか?
寝具選びの重要性!睡眠環境を考える
一定の年齢を過ぎると、多くの方が「寝て起きた時に身体が痛む」あるいは「時間的には十分に寝たのに体調が良くない」といった悩みを持っているようです。これは寝具が合っていないことが主な理由ですので、寝具を買い替えることで緩和される可能性があります。
特に重要なのが敷き布団やマットレス。これらのクッション性が失われていると、体重のかかりやすい腰、肩が沈みこんで無理な体勢になってしまいます。最悪の場合、腰や肩がクッションを完全に押しつぶして、事実上、床に押しつけられた状態になっていることも。これでは圧迫された部分が痛むのも当然です。
今使っている寝具が、本当に十分な機能を持っているかどうか、1度は見直してみてください。
寝具選びの極意!3つのポイントを紹介
質の良い睡眠を得るためにぜひ知っておきたい寝具選びの3つのポイントを解説します。睡眠の質を向上させるためには、敷き布団、掛け布団、枕それぞれについて、正しい選び方を知っておかなければなりません。
1.敷き布団は体圧分散力の高いものを選ぶ!
クッション性の低い敷き布団、マットレスを使っていると、体重のかかりやすい部位が沈んでしまいます。これでは、寝姿勢が猫背になったり、腰がクッションを押しつぶして床面に接触したり、といった問題の原因になってしまうでしょう。この状態が続くと、朝起きた時に身体の節々が痛む、肩と腰にハリを感じる、といったトラブルが発生します。
体圧分散力の高い敷き布団であれば、身体の一部が沈みこまないので、そういった悩みが緩和される可能性が高いでしょう。
2.重量の重い掛け布団はNG!
日本では木綿布団がもっとも一般的ですが、こと掛け布団に関してはあまりオススメできません。木綿の布団で十分な保温力を確保すると、どうしても重量が増してしまいがちだからです。
重い掛け布団では身体が圧迫されて熟睡度が低下しますし、身体のめぐりが低下して体調悪化の原因になることも。掛け布団に関しては、重量が軽い素材を選ぶ、といった工夫も必要になってきます。
3.電気を用いる寝具はできるだけ避けて!
寒い冬には、電気毛布、電気あんかなどの寝具を使いたくなるものです。しかし、実はこういった寝具は熟睡を妨げる大きな要因になります。寝ている時は体温が低下して身体の機能を休めるのですが、熱源で強引に温めると十分に体温が下がりません。そのため、深く眠ることができないのです。
睡眠時には、毛布、上質な布団を用い、体温を逃がさずに温まることが重要です。電気代の節約に繋がりますから、ワンランク上の布団を購入するのも手です。
睡眠の質を向上させるためには、日々使っている寝具を見直すことが重要です。現在、寝起きに身体の不調を感じている場合は、まず使っている寝具の品質を確認してみてはいかがでしょうか。
もっとも重要な寝具は敷き布団!
冬場に布団内の温度を大きく下げるのは床から上がってくる冷気です。そのため、敷き布団の断熱能力がもっとも睡眠時の温度を左右しているといえます。
敷き布団を選ぶ時には、体圧分散と断熱能力の2点を確認することが重要です。