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腰を優しく包み込む〜テンピュール敷布団の魅力!
敷布団に何を求めるか、は人によって様々です。しかし、これまで腰の違和感、痛みに悩んだ経験がおありの場合、何を置いても体圧分散力にこだわらなければなりません。これは簡単にいえば“体重による負担が腰部分に集中するのを防ぐ”という意味で、腰の悩みを緩和する重要なファクターとなっています。
体圧分散には2つの考え方があり、1つは“突起形状を用いて全体にかかる圧力を均等にする方法”、そしてもう1つが“低反発素材で腰を柔らかく包み込む方法”です。テンピュールは後者のアプローチで腰への負担を軽減しており、多くの方から厚い支持を受けてきました。
それでは、テンピュールの敷布団を個別に紹介し、その機能についても分かりやすく解説していくことにしましょう!
※テンピュールの会社情報や敷布団、布団の特徴などについては、Wikipediaのサイトを参考にしています。
寝具メーカー。本社はスウェーデン[1]。米国宇宙財団NASAより「認定技術」ロゴの使用を許可された唯一のマットレス・ピローメーカーである。世界80カ国以上で愛用されている。テンピュール素材は、1960年代にNASAがスペースシャトル計画の中で宇宙飛行士の体にかかる重力を和らげるために開発された素材ヴィコエラスティックホームを基に、スウェーデンのファゲダーラ社が商品化したもので、[2]独自の特性で体温と体圧を感知し、ゆっくり沈み込み体の一点に集中しがちな圧力を均一に分散させる素材である[3]。
独自素材を使用したテンピュールの敷布団!
テンピュールが販売している敷布団の中から、床に敷いて使う方向けに展開されている3製品を紹介してまいりたいと思います。素材、基本的な効果はすべて同一となっていますが、価格が上がるほどテンピュール素材の厚みが増し、快眠度がアップしていくそうです。
製品名 | 価格 | こんな人にオススメ |
---|---|---|
フトンベーシック | 21,600円 | 腰のハリに悩んでいる方 |
フトンシンプル | 41,040円 | 腰のハリ、痛みに悩んでいる方 |
フトンデラックス | 68,040円 | 腰の違和感や痛みに加え、寝心地も追求する方 |
最近の敷布団としては珍しく防ダニ効果がついていませんが、もともと腰の痛みに悩んでいる方を対象としている製品なので、そのあたりは大きな問題にはならないでしょう。
ちなみにフトンベーシック、フトンシンプルは厚み6cmとなっていますが、テンピュール素材の厚みは、ベーシックが2cmなのに対して、シンプルは3cm。腰の痛み、違和感が強い方は、上位ランクの敷布団を使用したほうが良いかもしれません。
独自のテンピュール素材で楽な寝姿勢を実現!
会社名とまったく同じ名称となっているテンピュール素材は、いわゆる低反発素材の一種。ただ、ひとくちに低反発素材といっても、これは普及品の低反発布団の比ではないほど柔らかいのが特徴。体圧に従ってゆっくりと沈み込んでいき、身体全体を覆うようにして体重を受け止めてくれます。そのため、特定部位に圧力がかかりにくく、寝ている時にもっとも体重がかかりがちになる腰の負担を軽減してくれるのです。
寝ている姿勢だと、全体重の44%が腰にかかるため、体圧分散効果のない市販品の敷布団では、腰部分の体重を支えきれません。そのせいで腰だけが沈み込む形になり、腰が曲がった不自然な姿勢で眠ってしまいがちなのです。朝起きた時に腰が痛んだりするのは、まさにそれが原因。
寿命が長い!5年間の長期保証が魅力
腰に違和感がある方の場合、敷布団の中綿が潰れてクッション性が失われると、痛みやハリが悪化する可能性があります。これは、敷布団が腰の重みを支えられなくなり、腰が中綿を完全に押しつぶして床に接触してしまうため。これは“底つき”と呼ばれており、熟睡度をダウンさせ、身体に痛みを発生させる大きな原因であるとされています。
中には購入当初から“底つき感”のある粗悪品も存在しますが、ほとんどの敷布団はどんなことはありません。当初のうちは、ふっくらとしたクッション性で腰の“底つき”を予防してくれます。しかしながら、使用から1年も経過すると中綿がへたってしまい、いわゆる“せんべい布団”になってしまうため、腰が床に接触するようになってしまうのです。古い布団に寝ていると腰の痛みが発生しやすくなるのは、まさにこれが原因。
しかし、テンピュール素材を用いた敷布団なら心配はありません。クッション寿命が非常に長く、5〜10年は充分な体圧分散力を維持するとされているからです。購入後5年以内に通常使用で不具合が生じた場合、無料でマットレスを交換する5年保証も付加されており、これはまさに“素材に対する自信の表れ”といえるでしょう。