素材での選び方!もっとも良い敷布団の条件は?

素材で選ぶ敷き布団こちらでは敷布団の中綿に使用する素材ごとに、そのクオリティを比較していきたいと思います。布団に用いられる綿の材質には様々な種類がありますが、最近注目されている新素材、昔から多用されている人気素材など9つをピックアップし、検討してみました。

普段はあまり“布団の中に何が入っているのか”を気にする機会もないと思いますが、せっかく敷布団を新調するのであれば、材質まで含めてベストの布団を選びたいところ。それぞれの特徴をしっかりと理解して、快眠できる理想の布団を見つけてください!

各素材の特性〜何を重視するべき?

まず、敷布団の目的がどこにあるのかを考えてみましょう。考え方は非常にシンプルで、もし寝る時に敷布団がなかったら何に困るのか…を想像すれば明確な答にたどり着くはずです。

答は簡単ですね?固い床に寝るのでは身体が痛みますし、保温力のない場所で眠っていては床に体温を奪われて寝冷えしてしまいます。そう、敷布団の主目的は“身体を支えること”と“保温して寝冷えを防ぐこと”の2つ!…となれば、敷布団の素材において重視するべきことは、身体をきちんと支える弾力があるかどうか、そして充分な保温力を持っているか、というポイントになるのは間違いありません。

ただし、このうち弾力については、どちらかというと形状、密度の問題がメイン。一部の例外を除き、材質による差異はそれほど大きくありません。具体的には密度が高く、凹凸の形状を持っている中綿であれば、柔らかすぎることもなく、身体全体をしっかりと支えてくれるでしょう。…ただし、中には弾力が足りない、あるいは時間の経過で弾力を失い、へたってしまう素材もあるので、一応の確認は必要。

逆に素材によって大きく変わってくるのが、保温力です。保温性能の低い素材で作られた布団は、真冬になると床から冷気が伝わるのを止められず、布団の下にさらにマットを敷かないと寝られない…といった問題に直面することになります。

それでは、保温力をベースに各素材について検討してみることにしましょう!

トルマリン

遠赤外線を発する性質がある鉱物、トルマリンを練り込んだ綿です。綿としての保温力に加えて、トルマリンの温熱効果が布団内の温度を維持。しかも、トルマリン自体は熱を持っていないため、冬は暖かいのに、夏場は涼しく、季節を問わず同じ敷布団を使うことが可能になります!

羊毛

羊毛(ウール)は毛が縮れており、繊維表面にウロコが存在するため、繊維が絡み合って高い保温力を発揮します。また、吸湿性と放湿性がともに高く、布団の表面がじめじめしにくいのも特徴。ただ、羊毛の敷布団はへたって弾力を失いやすいという弱点があり、1枚で使うには向きません。マットレスの上に敷いて使うようにしましょう。

綿混紡

綿混紡というのは、主に綿とポリエステルを混ぜた中綿を指します。化学繊維が50%以上の場合、化学繊維布団と呼ばれるので、多くの綿混紡は広い意味での化繊布団に該当するかもしれません。配合にもよるので一概には言えませんが、基本的に保温力、弾力ともに劣ります。ただし、値段が安いのが特徴なので、価格重視の方におすすめ!

木綿

木綿(コットン)は日本の敷布団に用いられる伝統的な素材といえます。丈夫ですし、保温力も上々。さらに吸湿性が良いので、布団表面が湿気でべたつく…といったことは少ないです。数年で弾力を失ってしまうケースが多いですが、打ち直しをすれば長く使っていけるので、全体としてのコストパフォーマンスには優れているといえるでしょう!

低反発素材

主にポリウレタン素材を使っていることが多く、押しても反発しない、低弾力の敷布団です。好みにもよるのですが、腰など重たい部分が沈み込んでしまうため、かえって腰や背中、肩に負担をかけるケースも…。全部が全部というわけではありませんが、選ぶ際には慎重な検討が必要になる難しい素材です。

ポリエステル

低価格にも関わらず、抗アレルゲンが施せるため人気を集めていますが、吸湿性が低く、静電気を帯びるなど、寝心地にはやや劣る面も…。ただ、保温性については中の上ですが、価格以上の力を発揮することは間違いありません!

キャメル

キャメルはラクダの毛を用いた布団のことです。保温性、吸湿性ともに木綿と同様の性能でありながら、水分の発散性能に優れており、じめじめすることがありません。重量も軽いので、扱いやすいというのも嬉しいポイントです!

真綿

真綿というのは絹(シルク)と同じく蚕の繭から作られます。布にしたものを絹、綿にしたものを真綿と呼んでいるわけです。コットンよりも繊維が細かいため、中に空気を含みやすく保温力に優れます。反面、ややへたって弾力を失うのが早いため、5年くらいが耐用年数の限度になるでしょう。

ウレタン

ウレタンフォームの布団は、湿気がこもりにくく、耐久性にも優れていることから、近年、人気を集めています。形状の加工についても自由度が高く、身体が沈まないように反発力を強め、高い弾力を売りにしているウレタン布団も多数!

オールシーズンOKのトルマリン敷き布団!

櫻道ふとん店:トルマリン敷き布団一般に冬暖かい布団は夏に暑く、夏に涼しい布団は冬に寒いものです。しかし、遠赤外線よって夏でも冬でも常に布団内の温度を最適とされる33〜35℃にキープしてくれるトルマリン綿は、オールシーズン使用できる敷き布団として近年、一気に支持を集めているようです。

しかし、まだまだトルマリン綿の布団を製造している業者は少ないのが現状…。町中のホームセンターなどで見かけることは、まずありませんよね。そこで、こちらでトルマリン敷き布団を製造している業者さんをリサーチしたところ”櫻道ふとん店”が力を入れて販売していることが分りました!

“もうトルマリン布団に決めた”という方はこちらの布団店の店舗で試し寝(店舗や3週間無料貸し出し)もできるのでぜひ一度ホームページを見てみてはいかがでしょうか。

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