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腰痛対策に敷布団やマットレス!?
腰痛に悩んでいる皆さんに向けて、痛みを緩和するためのポイントをお届けしたいと思います。私自身、敷布団を変えただけで腰痛が楽になったという経験があります。当然、椎間板ヘルニアなど明確な原因が分かっている場合はお医者さんの力を借りるしかありませんが、生活習慣から来る腰痛であれば、日頃の心がけ1つで緩和する可能性も充分あります。
腰痛に良いとされる生活習慣へと切り替え、長年の悩みを克服するために、ぜひここでの情報をお役立てください。ちょっとした変化で痛みが緩和されるケースも少なからずありますので、諦めずに生活習慣や寝具を見直してみましょう!
腰痛の原因はさまざま
平成28年国民生活基礎調査(自覚症状の状況)から、日本人の4人に1人は腰痛に悩まされていると言われています。腰痛は高齢者のイメージがありますが、若い成人でも腰痛に悩まされる方も少なくなりません。
腰痛の原因は人によって様々ですが、下記にまとめてみました。
- 運動不足
- 姿勢が悪い
- 筋力不足
- 長時間のデスクワークで座る状態が続く
- 体に負担がかかるほどの激しい運動
- 骨の異常や老化
- 肝臓、子宮などの内臓の病気
前項で説明したように、ほとんどは生活習慣病などが原因で腰痛を引き起こしているようであれば適度な運動で改善できそうですし、椎間板ヘルニアや骨の異常などであれば原因を特定しやすく対策・治療も可能ですね。しかし、中には病院で診察しても特定できない場合などは対策のしようがありません。
当サイトでは、特定できないケースの1つとして日常の中で使用している布団に着眼点を置きつつ、腰痛持ちの方に、腰痛対策の1つである布団・敷布団などのおすすめの選び方をご紹介していきます。
3つポイント 腰痛を緩和するための方法
それでは、腰痛を少しでも楽にするための具体的な方法について解説していきたいと思います。よほど頑固な痛みでない限り、生活習慣を変えるだけでも多少は良好な状態になると思いますから、以下の方法を実践してみてください。
- 体圧分散力に優れた布団・マットレスを活用する!
- 特定のサプリメントを摂取する!
- 腰回りを温める習慣をつける!
上記の3つ以外にも”腰痛ストレッチ”などの情報が多く出回っていますが、インターネット上で流布されているストレッチ法には諸説あるようです。間違った方法で無理なストレッチを行うと、かえって痛みの状態を悪化させてしまう恐れもありますので、整体師、お医者さんのアドバイスでない限り、実行するのは避けたほうがよいでしょう。
ここでおすすめしている3つは、体に負担をかけずに実践でき、かつリスクがないと思われるものだけを厳選してご紹介していますので、まずこれらの方法を試した上で別の方法を探すなどのご判断をしてみてください。
体圧分散力の高いマットレス・敷布団は腰痛におすすめ
腰の痛みに悩んでいる方の中には「寝ている時の姿勢に主な原因がある」というケースが多くあるようです。これは柔らかすぎる布団、あるいは薄くなってしまった”せんべい布団”に寝ている場合によくある例。体重の集中しやすい腰部分が敷布団のクッションを完全に押しつぶしてしまい、間接的に床に接触してしまうことが原因です。要するに、腰に体圧負担がかかり、痛み、ハリに繋がっている、ということになります。
こういうケースでは、一定の硬さがある中芯を用いており、さらに芯材を凹凸形状にして突起部分が全体で体重を支える構造になっている体圧分散力の高い敷き布団がおすすめです。体圧分散について詳しくは『 体圧分散力敷布団やマットレスが理想の寝姿勢に』をご覧ください。これなら腰に負担が集中しないので、腰痛を悪化させてしまう心配はありません!
腰痛には敷布団とベッド、どちらがおすすめ?
腰痛を改善するためには敷布団とベッド、どちらがいいのでしょうか?
結論から言いますと、痛みの症状は人それぞれになりますので、どちらかを特定することはできません。
昔と違って今はフローリングの部屋が増えましたので、ベッドで寝る方が多いのではないでしょうか。”布団の上げ下ろし”をしないことで、お年寄りや腰痛持ちの方には腰の痛みを回避できる点は大きいですが、多くのメーカーでは寝心地を重視してスプリングのきいた柔らかいマットレスを採用していると聞きます。体圧分散の効果が高くてもスプリングの柔らかさで腰が沈むことを考えるとおすすめは難しいですし、メーカー頼みな所がありますね。
一方、敷布団はというと、布団には適度な硬さがありますので、慢性的な腰痛に悩まされている方に対して布団をおすすめする医師や整体師が多いようです。おすすめは畳の上で布団を敷くという昔ながらの寝方で、寝ている時のS字カーブが保てるからです。
腰痛のタイプ別におすすめする布団
ここで腰痛の症状別でおすすめする布団の硬さを簡単にご説明しましょう。
- 適度な硬さのある布団・マットレス
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- 症状:椎間板ヘルニア、筋・筋膜性腰痛など、前かがみになると痛みを感じる方
- 寝る姿勢:体を真っすぐ伸ばして寝る。腰が痛い時は体を横向きにすると楽に。
- 適度な柔らかい布団・マットレス
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- 症状:すべり症、腰椎分離症など、後ろに反ると痛みを感じる方
- 寝る姿勢:寝返りの回数を減らし、体を横向きにして丸まって寝ると楽に。
逆に、上記の症状で言いますと、腰痛の人が選んではいけない布団・マットレスは、硬すぎる・柔らかすぎる布団・マットレスです。理由としては、
- 柔らかすぎる:体が沈み込み過ぎて寝返りが打ちづらく、腰などに必要以上に負担がかかる
- 硬すぎる:体が沈み込まず寝返りが打ちやすいですが、布団に接する部分が圧迫されて腰や背中に痛みが生じる
布団に限らずどのケースもそうですが、両極端はおすすめしません。
今現在、腰の痛みに悩んでいるのであれば、睡眠時の腰にかかる負担を軽減することが第一。座っている時など、起床時の負担をゼロにすることは出来ませんから、せめて寝ている時には腰の負担を限りなくゼロに近づけるよう工夫するべきです。前述した”体圧分散力の高い布団”ですが、取り扱っている寝具専門をご紹介しますので参考にしてみてください。詳しくは『腰痛対策におすすめの布団なら櫻道ふとん店』よりご覧ください。
腰痛を緩和するサプリメント
健康食品大手のファンケルが、腰痛を緩和する可能性のある栄養素について検証した結果を公開しているのをご存じでしょうか?その結果によれば、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ヒハツエキス、クレアチン、α-リポ酸、テアニン、プロテオグリカンなどの成分を摂取することで、腰の痛みが有意に緩和することが分かったそうです。
これは前述の成分を含むサプリを摂取するサプリメント群、および偽薬を摂取するプラシーボ群に区分して行う対照実験の結果、被験者の主観的評価として、有意に“痛みが緩和された”と判断するに足る結論が見いだせたことによるもの。ヒアルロン酸に類似した働きをするプロテオグリカン、リラックス成分のアミノ酸、テアニンなどを含んでいることから、緩和する作用があると考えても違和感はありませんし、上記の成分をサプリメントから摂取するのは1つの対策としておすすめです。
腰痛は、腰を温めることで痛みが緩和される
腰に限らず、慢性的な痛みを感じている箇所を温めることで、内部のめぐりが活発になり、痛みが緩和されることが知られています。
そこで、入浴がシャワーばかりになっている方は、できるだけ半身浴でも構わないので腰をしっかりと温める習慣をつけてください。シャワーを当てただけでは身体が内部までは温まらないのですが、浴槽につかることで血液が暖まり、その血液が全身をめぐることで身体全体を深部まで温めることができるのです。
また、睡眠時に腰がしっかり温まっていれば、それだけで6時間ほどにわたり、身体のめぐりを活発にしておくことが可能なんです。遠赤外線を出すといわれるトルマリン綿を用いた布団を使用していれば、寝ている間に腰付近の循環を活発化し、痛みを緩和することも可能になるでしょう。トルマリン綿について詳しく知りたい方は『体温を上げると健康になるのは何故?』をご覧ください。
【まとめ】腰痛持ちの方におすすめしたい寝具
当サイトでは、体圧分散に優れた凹凸形状の芯材を用いており、かつトルマリン綿を入れて保温力を高めたマットレスや敷き布団を活用することを、特におすすめ。それは、腰への負担を軽くしつつ、寝ている間に体内の循環が活発になるからで、3つのうち2つを同時に満たすことができるんです。腰の状態を意識しなくても、寝ている間に腰痛を克服できるので、非常に効率的といえるのではないでしょうか。
最後に、体圧分散とトルマリン綿、この2つの機能を同時に実現している布団を取り扱っている寝具専門店をご紹介しましょう。詳しく知りたい方は『腰痛にお悩みの方へ!おすすめの布団・マットレスは櫻道ふとん店で』をご覧ください。