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夜中の頻尿対策を1から考える!
夜、トイレに行きたくて目が覚めてしまい熟睡できない…という方は想像以上にたくさんいらっしゃるようです。なぜ、特に水を飲むわけでもない夜中にトイレに行きたくなってしまうのでしょうか?こちらでは、夜間頻尿を緩和するための方法について考えてみたいと思います。
睡眠時間を6時間確保しても、途中で2回目覚めてしまい、再び寝付く前に30分を要してしまえば、睡眠時間は実質的に5時間未満…。これでは充分な体力快復を望むことは難しいでしょう。よりよい睡眠を考える上で、頻尿によって目が覚めてしまうのを避けることは基本中の基本です!
夜間頻尿を克服するために役立つ3つのポイント
現在、夜間頻尿により睡眠を妨げられている…という方は国内で約4,500万人にのぼると言われています。中には糖尿、腎機能障害、うっ血性心不全といった疾病が隠れているケースもあるため、あまりに夜間頻尿が続く場合は1度、お医者さんに相談したほうが良いでしょう。しかし、特に大きな問題がないにも関わらず、頻尿が見られる…というのであれば、生活習慣の見直しによって良い結果を得られる可能性もあるはずです!
それでは、疾病によらない軽度の夜間頻尿を克服するための具体策について見ていくことにしましょう。
- 保温力の高い寝具を使ってみる!
- 利尿作用のある飲食物を控える!
- トイレのことを考えないようにする!
疾病による頻尿は個人の努力でそうなるものではありませんのでお医者さんに頼るしかありませんが、そうでなければ、案外ちょっとした生活習慣の変化で緩和することがあるものです。
年齢のせいだから…、体質的な問題だから…と諦めてしまう前にいくつのかの生活環境を見直してみてはいかがでしょうか?
身体を温めれば泌尿は緩和できるかも!?
寒い時にトイレが近くなる…という事実は一般常識として知られています。これは寒い時に筋肉が収縮したり、手足がかじかんだりするのと同じ理屈で、膀胱が収縮しやすくなるため。寝ている時に寒さを感じていると、やはり尿意を催しやすくなってしまうのです。
となれば、より保温力の高い寝具を用い、睡眠中に寒さを感じることがなくなれば、頻尿はある程度、回避できるはず。
保温力に優れた布団は多くありますが、中でも特に冷気をシャットアウトする力が強いのが、トルマリン綿を用いた布団です。トルマリンは遠赤外線を発する性質により、布団の保温力を大きく増強してくれる…まさに身体を温めるのに適した布団の代表格。寒さに端を発する頻尿であれば、これだけで一気に克服出来る可能性もあると思います。
トルマリンを使用した敷布団を取り扱っているおすすめの布団屋さんをご紹介します。詳細は『暖かさの秘密は、万能素材〜トルマリン練り込み綿』をご覧ください。
夕食に利尿作用のある飲食物はNG!
頻尿に悩んでいる場合、利尿作用を持っている飲食物は基本的に控えたほうが賢明です。カフェイン、アルコールの摂取を避けるべき…というのは多くの方がご存じと思いますが、実は食べ物の中にも利尿作用のある食材が数多くあるのです。
具体的には、ワカメなどの海藻類、キウイフルーツ、バナナ、メロン、スイカ、きゅうり、貝類など。もちろん“まったく食べない”といった極端な対策は不要ですが、多量摂取を避けるくらいの工夫は必要でしょう。
どうしても食べたい場合は朝食、昼食にし、夕方以降は控えるなど…睡眠時に尿意を催さないための食習慣が必要になってきます。
トイレのことで頭を悩ませない!
また、頻尿には心理的要因も大きく絡んでいると言われています。頻尿だからといって“今日もトイレで目が覚めるのかな…”などと考えるのはNGです。就寝時間が近づいてくる夜21時以降を趣味にあてるなどして、トイレの心配をする時間をなくすようにしましょう。
基本的に“大丈夫かな?”と考えてしまうのは、他にすることがない時。出来るだけ意識を他に向けることは大切です。人は習慣の動物なので、トイレの心配ばかりしていると、自然と毎日、同じようなシチュエーションでトイレのことを考えてしまうようになります。むしろ、そこに別の習慣をあてがって、意識をトイレから離すことが頻尿対策につながるのです。