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肩こりを緩和するためにオススメの布団って…?
凹こちらでは、日頃から肩こりに悩んでいる…という方に向けて、首や肩の不快感を緩和するためのアドバイスをさせて頂きたいと思います。もちろん、強い痛みを伴うようなケースについては、生活習慣を変えるだけでどうこう出来るというものではないでしょう。しかし、軽度の例であれば、ある程度の緩和を期待することは充分に可能なのです。
肩こりを緩和する3つのポイント
それでは、日常レベルで可能な“肩こりを和らげるためのポイント”を紹介します!また、肩こりと首のコリ、痛みは同じ原因で発生することも多いので、首筋に違和感を覚えている…という方も是非、参考にしてみてください。
- 体圧分散力に優れた敷布団に変えてみる!
- 首、肩の周辺を暖めて体内の循環を良くする!
- コリに良いとされるツボを刺激してみる!
そのほか、PCを使用する際の座り姿勢を直す…、猫背を治す…といった方法も有名ですが、思っているより難易度が高いのでここでは外しました。というのも、仕事中に座り方ばかり気にしているわけにもいかないでしょうし、猫背も癖になっている場合は無意識の姿勢ですから、24時間ずっと意識する…というのは困難。24時間365日、何を意識し続けるというのは、普通の人には無理があります。
そこで、ここでは継続的な意識付けを行わなくても、ちょっと気をつければ取り入れられる習慣だけをご紹介。健康のことばかりを考えて精神的にゲンナリしてしまうようでは本末転倒ですから、可能な範囲で習慣を変えることが長続きの秘訣です!
前述のように、肩こりを緩和するポイントに加え、現状で見直せること(枕の高さ調整、枕の素材)もありますので一部ご紹介しましょう。詳しく知りたい方は『枕を選ぶ3つのポイント』をご覧ください。
敷布団を変えるだけでコリが緩和する!?
意外に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は肩こり、首のはり…といった悩みが敷布団の性能に起因している…というケースが案外多いのです。薄くなってしまった、いわゆる“せんべい布団”、あるいは柔らかすぎて身体を支え切れていない敷布団に寝ていると、体重の集中しやすい肩甲骨あたりが沈みこんでしまいます。そうなると、姿勢が不自然になったり、肩甲骨がクッションを押しつぶして間接的に床に押しつけられたりして、肩に負担がかかってしまうのです…。
もし、寝起き、午前中にも肩こり、首のはりが感じられる場合、寝具に問題がある可能性大!やや硬めのクッションで、体重が特定箇所に集中しない設計になっている“体圧分散力に優れた布団”を使うことで、悩みが一気に緩和される可能性もあると思います。
具体的には、凹凸形状の芯材を使用した敷布団が、体圧分散に優れていますので、そういった製品を軸に検討してみてください!
「体圧分散ってなに?」、「体圧分散と寝姿勢って関係あるの?」など、体圧分散と布団について詳しくご説明しましょう。詳細は『敷き布団の条件〜体圧分散力って何?』をご覧ください。
暖めることで身体のめぐりが良化!?
岩盤浴、半身浴などが健康法の1つとして知られているように、身体を温めることは体調を上向かせるための代表的手段です。肩や首も、やはり暖めることで内部のめぐりが良くなり、痛みやコリが和らぐと言われています。
…とはいえ、1日に何度も半身浴をしたり、長時間入浴する時間がない方も多いでしょう。そこでオススメなのが、濡れタオルを電子レンジにかけ、熱めの温タオルをつくり、それを首の後ろ、肩を経由する感じで巻くのです。
こうしてピンポイントに首や肩を温める方法なら、1日に3度、4度を実行することも難しくないはず。時間があるとき、思い出したときに実行すればOKなので、気軽にトライできるでしょう。
トルマリン素材を使用した布団について詳しく知りたい方は『遠赤外線の保温効果に注目!』をご覧ください。
ツボ押しで肩こりを和らげてみる!?
実は、肩こりの緩和に役立つといわれている肩井(けんせい)というツボが存在しており、ここを押す習慣をつけることで、かなり状態が良くなった…という方もいらっしゃるようなのです。首の後ろ肩甲骨の内側あたりに“押すと鈍く痛む箇所”があり、そこがまさに肩井のツボとなっています。そこを5秒以上の時間をかけ、ゆっくり、やや強めに押します。少し痛いかも知れませんが、ここは我慢してください。その後、今後はその部位をつまむようにして刺激します。これを左右とも2〜3回ほど繰り返せばOK。
劇的な効果がある…というものではありませんが、気づいた時に刺激すると、ある程度、肩のこりが良くなるそうです。効き目に個人差はあるでしょうが、1日に1、2回の習慣として取り入れてみる価値はあるでしょう。