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種類別!毛布の正しい選び方
秋も深まってくると、掛け布団だけでは充分な保温力を維持できず、寝冷えしてしまう夜も出てくるでしょう。そのため、秋頃に毛布を購入、新調する…という方は非常に多いようです。
そこで、こちらでは保温力、寝心地といった様々な観点を考慮し、より優れた毛布を探すためのワンポイントアドバイスを掲載しています。
重要なのは保温力!毛布の役割とは…!?
毛布の素材を選ぶ上で最重要なのは、保温力です。そもそも、毛布というのは布団だけで保温力をキープできない時に使用する補助的な寝具であり、暖かい空気を逃さないことが主な役割。なので、基本的には“保温力が高い毛布が良い毛布”というふうに考えて間違いありません。
ただし、いくら保温力を重視するといっても、電気毛布をはじめ、素材そのものが発熱するような製品はNG。睡眠中に熱源に触れていると、身体は覚醒状態に近づいてしまい、熟睡度が大きくダウンします。あくまでも、遠赤外線、体温などを利用して身体を内側から、じんわりと温めてくれる製品を選ぶことが肝要です。
その上で、寝汗をある程度吸収してくれるかどうか…を意味する吸湿性、熟睡度を決める寝心地など他の要素を加味して選ぶことになります。
毛布の前に敷き布団も見直したほうが良い!?
ただ、保温力、寝心地を考える上で、できれば毛布より優先したほうが良い寝具が存在しているのをご存じでしょうか?…実は、敷き布団なのです。
まず保温性について申し上げると、睡眠中に寒さを感じる場合、十中八九、敷き布団の保温力不足が原因です。多くは、床から上がってくる冷気を防ぎきれず、結果的に布団内が冷え込んでしまっているのです。なので“寒いから毛布を買おう”と考えている方の中には、実は敷き布団を変えたほうが合理的…という方が少なからずいらっしゃいます。
毛布の購入も大いに結構なのですが、もしかして敷き布団を変えたほうが保温性は向上するのではないか…という可能性についても一考いただければ幸いです。
また、敷き布団の品質が低いと、身体が不自然に沈みこんだりして、腰や肩の不快感を誘発することもあります。
以上から、“寝具の中で優先的に高品質なものを購入するべきなのは敷き布団”という事実が浮かび上がりますので、もし、とにかく寝心地を良くしたい…というのであれば、敷き布団を変えることも検討してみてください。
サンゴ温泉毛布
遠赤外線を放出する化石サンゴの力で、身体を内側から温めてくれる…、それが、この温泉毛布です。熱源を一切使っていないのに、体温がじんわりと上がっていくのが特徴。マイナスイオンの働きで熟睡度がアップするなど、寝心地も抜群です!
アクリル毛布
最近でこそポリエステルに押されていますが、一時は化繊毛布の代表格とされていたアクリル毛布。吸湿性は天然繊維に劣るものの、保温力は上々でコストパフォーマンスに優れていると言われています!
シルク毛布
シルク毛布には独特の光沢、艶があり、高級感は抜群。薄手のものが多いので、トータルでの保温力には不安があるかもしれませんが、絹自体の保温性能は高いため、優秀な布団と合わせて使えば全く問題はないでしょう!
ウール毛布
羊毛で作られたウール・ブランケットは、まさに伝統的な本来の毛布です。保温力に加え、吸湿性、放湿性にも優れており、布団の内側がじめじめしないのも大きなメリットといえます。ただし。化繊を混ぜたウール混紡も多く、購入時には注意が必要!
マイヤー毛布
化学繊維を細かく編んだ毛足の長い毛布がマイヤー毛布です。化学繊維の限界を超えた保温力を有しており、低価格毛布の筆頭格といえる存在。ただ、吸湿性、重量などには弱点もあり、人によって好みが分かれる毛布の1つといえます!
ポリエステル毛布
フリース生地を用いた製品など、近年はポリエステル製の毛布も増えてきました。化繊を用いた低価格の毛布を探している方は、それぞれの化学繊維について具体的な特性を知っておくべきでしょう。
マイクロマティーク毛布
化学繊維を絹より細く加工したのが、マイクロマティークです。薄くて軽い…さらに手触りが良いと評判のマイクロマティークに弱点はないのでしょうか?選び方、注意点も含め、マイクロマティークの全てを解説しています!
キャメル毛布
最高級素材の1つであるキャメルは、ラクダ毛のことです。なんと、キャメルは羊毛(ウール)の2倍に相当する吸湿性を持っており、どれだけ汗をかいてもサラッとした質感を維持してくれるスグレモノ!
理想の毛布とは
理想の毛布とはどんなものでしょうか?
- 性能が良い
- 安い
- 扱いやすい
など思いつくものがありますよね!このポイントを満たすことって意外に難しいのですがほぼ満たすことができる毛布が存在しました。