身体のだるさを緩和する生活習慣!

こちらでは“ちゃんと眠っているのに何となく、からだがだるい…”という方に向けて、身体のだるさを緩和するための生活習慣を紹介したいと思います!もちろん、ここには時間的には充分眠っているのに昼間に眠気が取れない…といったケースも含まれると考えて良いでしょう。

なぜ、ちゃんと寝ているのに体力が快復しないのか、1度、しっかりと考えてみませんか?毎日を100%の体力で迎えるために、出来ることを探してみましょう!

身体のだるさ、昼間の眠気を緩和するポイント

それでは、倦怠感、眠気を克服するための具体的方法についてアドバイスさせて頂きたいと思います。時間的には充分な睡眠を確保しているのに体調が優れない…という場合には、眠りが浅く、熟睡できていない可能性が考えられます。

そこで、いかにして熟睡度を高めるか…という観点で対策を考えていくことが必要です。

  • 寝姿勢を整えてくれる敷布団を使う!
  • 低反発素材の寝具を使っているなら、止めてみる!
  • 就寝前の生活習慣を見直す!

眠っているのに体力が快復しない…という現状を考えれば、睡眠環境に何らかの問題が生じているのは明らかです。そこで、熟睡を妨げている可能性のある要因を1つずつ、確実に取り除かなくてはなりません。

寝姿勢を整える高機能寝具のススメ!

熟睡できないのは寝姿勢に問題がある!?布団が原因で眠れない!そんな方におすすめする敷布団とは熟睡できていない原因として非常に有力なのが、寝姿勢に問題がある…というものです。柔らかい布団、長年使い続けてクッションが潰れてしまった布団を使っていると、寝るときの姿勢がアンバランスになりがち。寝ている時に体重がかかりやすい腰、肩甲骨の部分が沈みこみ、クッションを完全に押し潰す形で床に押しつけられている場合があるのです。また、古い敷布団は中綿の均一性が失われていることも多く、歪んだ寝姿勢を余儀なくされていることも…。これでは、不自然な体勢で寝ることになってしまい、不快感、寝返りの増加によって熟睡度が低下してしまいます。

熟睡できず体がだるいと感じる人には身体が沈まない硬めのクッション素材を使用した敷布団がおすすめそこで、身体の一部が沈まないように硬めのクッション材を凹凸形状にした布団がオススメなのです。凹凸形状の布団は突起1つひとつが身体を支えてくれるため、全体にかかる体重は均一になります。そのため、寝姿勢が偏ることなく背筋をまっすぐ保ってくれるのです。さらに、凹凸型の芯材は綿状の素材と違って“ひとかたまり”のスポンジのようになっていますから、中綿の均一性が乱れることもありません。寝姿勢の歪みを起こさないので、常に楽な姿勢を維持できるのです。

低反発素材は合わない人も多い!?

起きた時に身体がだるいなど低反発素材が合わない人は高反発素材を使用した体圧分散力の敷布団がおすすめまた、熟睡度が低いと感じている方の中には“低反発素材の布団に変えたら、身体のだるさを感じるようになった…”と訴える方が一定数いらっしゃいます。実は、低反発素材は体質に合う方には良いのですが、そうでない方にとっては逆に寝苦しく感じられることがあるのです。

特に普及品の低反発布団は柔らかすぎて腰が沈みこんでしまったり、寝返りを打つのに余分な力が必要だったりするため、かえって熟睡の妨げになることも…。倦怠感、昼間の眠気を感じていて、なおかつ低反発素材の寝具を使用しているという方は、1度、寝具を変えてみるのも良いかもしれません。その場合、むしろ高反発で硬めの素材を用いたタイプに変えてみると、しっくり来る…というケースが多いです。

高反発の布団ですと体圧分散力の高い敷布団がおすすめです。詳しく知りたい方は『敷き布団の条件〜体圧分散力って何?』をご覧ください。

就寝前に“眠りを妨げる行動”をしていませんか?

もう1つ再確認して頂きたいのが、就寝前3時間くらいの生活習慣です。まず、入眠の際は徐々に体温が下がってきたタイミングで寝るのがベストなので、入浴はなるべく就寝の3時間前くらいに済ませるべきです。やむを得ず、それ以降に入浴するなら、少し湯温をぬるめにしてください。熱いお湯に入ると目が冴えてしまうので、寝付きが悪く…ひいては熟睡度が下がってしまいます。

体がだるい、腰痛の人こそ就寝前の生活習慣が大切!布団や敷き布団を見直すのがおすすめまた、就寝まで3時間を切ったら、少し部屋の明かりを暗くしましょう。強い光を見ていると、脳が眠る準備を始めにくくなるのです。ちなみにテレビ、パソコンの使用を控える…というのを推奨しているwebサイトも多いですが、就寝前のリラックスタイムに“テレビとパソコンを控える”など現実的ではありません。それよりも、設定で画面の輝度を落とすほうがオススメ。画面を少し暗くすれば、気にするほどの強い光ではありません。あるいは、ブルーライトカットのメガネをかける…といった方法でもOKです。昼間の空と同じ青い光を目にすると、人間は本能的に目がさえてしまうので、ブルーライトが軽減されれば問題はありません。

このようにして体温と光を調節すれば、それだけで入眠直後の熟睡度は大きく向上するはずです。

なお、腰痛で悩む方に、生活習慣を変えるだけで快適な熟睡につながる対策をご紹介します。詳細は『布団やマットレスの力で腰痛を克服できる可能性がある!?』をご覧ください。

まとめ〜身体のだるさを吹き飛ばす習慣

充分な睡眠時間を確保しているのに倦怠感、昼間の眠気に悩まされている…という方は、熟睡できていない可能性が高いといえます。寝姿勢に問題があり、腰が沈んで猫背になっている…、あるいは布団の中綿が偏ってしまい、不自然な体勢を強いられている…といった原因が隠れていることが考えられるでしょう。そういう場合は、凹凸形状の中芯を用いた体圧分散布団を用いることで寝姿勢を整えるのが打開策として一般的。特に、低反発素材の布団を用いている人は体質に合っていない可能性もあるので、高反発の体圧分散布団に変えてみると、現状の悩みを緩和できることがありますよ!

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