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お子様のおねしょを減らす秘策とは?
こちらでは、お子様のおねしょに悩んでおられる方に向けて、回数を減らす、可能なら治していくための方法を考えてみたいと思います。2歳、3歳くらいまでは致し方ないでしょうが、5歳、6歳になっても頻度が高い場合、そろそろ何らかの対策を行わなければならないと思います。
お医者さんにかかるほどではないけれど…というケースの場合、生活習慣を見直して、少しでも頻度が減るように頑張ってみると良いでしょう。中には、ちょっとした変化で一気におねしょがなくなるお子さんもいるようですので、是非、諦めずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
おねしょを予防する3つのポイント
それではお子様のおねしょ、夜尿症を緩和するための対策をお伝えしたいと思います。もちろん完全にゼロにする…というのは困難だと思いますが、日々の習慣を見直すことで回数を減らすことくらいは充分に可能なのです。おねしょは叱ればなくなる…というものではありませんから、理性的に予防していくことが大切ですよ!
- 保温力に優れた寝具に変えてみる!
- ストレス&緊張感の原因を取り除く!
- 早寝早起きの習慣をつける!
幼年期は自律神経系の交感神経、副交感神経の切り替わり機能が未発達です。これが夜尿症を引き起こす原因の1つといわれており、ある程度は避けようがないのも事実。しかし、過度の緊張状態などで自律神経に負担が掛かると、おねしょ頻度が増していく…という傾向があることは間違いないようです。
保温力の高い寝具で夜尿症を予防!
一般にストレス状態に陥ると、自律神経系の交感神経が優位になります。そして、この交感神経は、体温が低下している時、寒い時にも優位になることのをご存じでしょうか?要するに、寒い状態は人間にとって大きなストレスを受けているのと同義なのです。逆に美容、健康において半身浴が推奨されるのは、半身浴で温まると…副交感神経が優位になりリラックス状態になるから。この傾向自体はお子様でも同様です。
そこで、就寝時の寝具に保温力が高いものを選ぶと、身体が冷たくならず、緊張による夜尿を予防することに繋がる…と考えられます。そうでなくとも“寒いとおしっこがしたくなる”というのは誰もが知っている話。できる限り、身体を温めたほうが良いのは言うまでもありません。
トルマリン素材を使用した布団や敷布団などを取り扱っているおすすめの寝具店をご紹介します。詳細は『暖かさの秘密は、万能素材〜トルマリン練り込み綿』をご覧ください。
心理的ストレスはおねしょの原因!?
交感神経を優位にする原因として心理ストレスが挙げられます。そして、やはりストレスが加わった状態では夜尿の確率が向上する…と考える方が多いようなのです。それこそ“おねしょを叱ると余計に回数が増える”というのも、この心理ストレスによる影響と無関係ではないでしょう。
そこで、5歳を超えてもおねしょの回数が減らない場合は、何かお子様に強いストレス、緊張、不安感がないか、普段の生活を見直してあげることが必要。幼稚園、保育園などでトラブルはないか…など、お子様の心理状態を悪化させている要因がないか、注意深く考えてあげてください。そういった外的要因を取り除くことで、夜尿症が緩和されたというケースは決して珍しくありません。
早寝早起きで夜尿症を撃退!
また、夜更かしというのは自律神経に大きな悪影響を及ぼします。自律神経が充分に発達した大人でさえ、昼夜逆転生活をすれば体調が悪化するのですから、小さなお子様であれば、少しの夜更かしがストレス源となるのは言うまでもありません。
両親の外出に連れて行ったために帰りが遅くなる…など、大人の都合で睡眠時間を動かしてしまったりしていませんか?早寝早起きの習慣を崩してしまうと、おねしょの回数は増える傾向にあります。1度“20時に寝て7時起きる”という習慣を決めたら、基本的にはそれを動かさないのがベスト。充分な年齢になるまでは、早寝早起きの睡眠サイクルを徹底的に維持してあげることが大切です。