コインランドリーで安く安心に羽毛布団を洗う方法

羽毛布団を愛用していれば、誰しも気になるのが洗濯の方法です。昔は「羽毛はデリケートだから洗わなくても問題ない」という意見が多数派でしたが、今では快適な睡眠のために「たまには洗うべき」という考えのほうが主流となっています。

そこで活用したいのが、コインランドリーです。コインランドリーならば、クリーニング店に任せるより安く、なおかつ自宅で洗うよりも失敗のリスクを抑えて羽毛布団を洗うことが可能です。時間の節約にもなりますので、賢く利用していきましょう。

なお、羽毛布団を洗う前に羽毛布団の特徴やメリット・デメリットなどを知識として知っておいた方が洗濯の際に役立つと思います。詳細は『羽毛布団の利点&欠点まとめ』をご覧ください。

1.洗えるかどうかをチェック

羽毛布団を洗おうと考えたら、まず最初にチェックすべきは洗濯表示です。「水洗いOK」の表示があるようであれば、コインランドリーでの洗濯が可能だと判断してよいでしょう。シルクやウールが含まれていなければ、大概の羽毛布団は問題ありません。
ただし、キルティング加工がなされていない布団の場合は例外です。洗濯中に羽毛が偏ってしまう可能性が高く、ダメージを受けてしまうからです。水洗いに適していない羽毛布団は、素直にクリーニング店に持っていきましょう。

2.小さく丸める

つづいて、布団をコンパクトに丸めてから紐などで縛りましょう。ふだんデリケートな衣類を洗う際にはネットに入れることが多いかと思いますが、理由は同じです。洗濯中にランドリー内で暴れてしまうと羽毛を痛めることになりかねませんから、極力固定してあげる必要があります。
しかし布団が入るサイズのネットはなかなかありませんので、布団を洗う場合は紐を使います。もし布団に目立つ汚れがあるようでしたら、汚れが外側に出るような形で丸めるとより効果的でしょう。

3.ランドリーに投入して洗濯

ここまで準備ができたら、いよいよランドリーの中に羽毛布団を詰めます。量が少なすぎても羽毛を痛めてしまいますので、容量の9割程度を埋めるように心がけましょう。一般的なサイズのランドリーであれば、羽毛布団を3枚入れるとちょうどいいはずです。
洗い方は機種によってまちまちですが、もし「おしゃれ着用コース」が用意されているようでしたら、そちらを選んでください。自分で洗剤を投入できるタイプのものであれば、おしゃれ着用洗剤を持参していくのもおすすめです。

4.乾燥にも一工夫

乾燥機に入れるとき絶対に忘れてはいけないのは、「布団を縛っていた紐を先に外しておく」ということです。縛ったまま乾燥させると空気の入るスペースが小さくなりますので、羽毛布団ならではのクッション性が損なわれてしまいます。
クッション性をより取り戻したいのであれば、乾燥機内に一緒にテニスボールを2,3個入れてみましょう。ボールが適度に羽毛を叩いてくれるため、染みこんだ水分を追い出して、空気が入りやすい状態を作ってくれます。
一度慣れてしまえば、コインランドリーで羽毛布団を洗うことはけっして難しくありません。安価かつ低リスクで洗えますので、洗い方に悩んでいる人は一度試してみてはいかがでしょうか。
もし失敗して、「買い替えたいけど、リーズナブルに購入できるお店が知りたい」、「高級感がある羽毛布団に興味がある」という方には羽毛布団を取り扱っているおすすめの寝具店をご紹介します。詳細は『羽毛の敷布団も!?東洋羽毛のラインナップ』をご覧ください。ぜひ参考にしてみてください。