ノンレム睡眠とは何か

ノンレム睡眠とは?睡眠時には浅い眠り、深い眠りを交互に繰り返しているのですが、このときの深い眠りをノンレム睡眠と呼んでいます。この間は脳、身体とも休息しているのが特徴。日本語では徐波睡眠と呼ぶこともあるようです。

逆に浅い眠りのときは身体は休んでいても脳は覚醒している状態です。この浅い眠りはレム睡眠と呼ばれます。ここでは、ノンレム睡眠にポイントを絞って解説します。

ノンレム睡眠の特徴

ノンレム睡眠は深い睡眠で、脳、身体ともに休んでいます。また、ノンレム睡眠は深い眠りなので、この時間帯には多少の物音がした程度で目覚めることはありません。仮に目が覚めたとしても、脳が寝ているのですぐに覚醒することが出来ず、寝ぼけたような状態になります。

脈拍や呼吸もやや低下し、身体の様々な機能を休息させている状態。ちなみに、この熟睡している時間帯には成長ホルモンが分泌されています。成長ホルモンは、肌の状態を整えたり、脂肪燃焼の効率をアップする機能があるため、美容と健康に不可欠。体調を上向かせるためには、このノンレム睡眠をしっかり取って、成長ホルモンの分泌を促すことが大切です。

良質なノンレム睡眠を得る方法

ノンレム睡眠は、入眠から3時間くらいの間に集中する傾向があります。睡眠時はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していますが、寝付いてから3時間の間に訪れるノンレム睡眠は特に眠りが深くなるのです。

ノンレム睡眠を得るために最適な環境とは?以上から、しっかりと熟睡するためには、この寝付いてから3時間のノンレム睡眠を大切にしなければなりません。暑すぎる、寒すぎる環境、物音…といった眠りを妨げる要因があると、深い眠りに入りにくくなってしまいますので、就寝前にきちんと眠りやすい環境を整え、入眠から3時間の睡眠の質が上がるように工夫するようにしましょう。

特に注意が必要なのは、敷き布団の質です。薄い布団を使っていると、腰、肩など体重の集中しやすい部位が沈みこみ、クッションを押しつぶして間接的に床に接触してしまうことがあります。この状態では腰や肩に痛みが生じて、眠りが浅くなってしまうことも。スムーズにノンレム睡眠へと移行するためには、環境のほかに寝具の質にもこだわることも大切です。

ノンレム睡眠の質を高める寝具とは

ここまで述べたとおり、快適な寝具を用いていないと、深い睡眠へとスムーズに移行することが出来ません。オススメなのは、寝姿勢がまっすぐになりやすく、体重が一箇所に集中しないよう作られた体圧分散の布団。体圧分散布団なら、眠りを妨げる要因である身体の痛み、不自然な寝姿勢になりにくく、ノンレム睡眠に移行しやすくなるはずです。

特に凹凸型クッションを用いた敷き布団は体圧分散力が高いので、「どうも熟睡できていない」と感じている場合は、凹凸型クッションの体圧分散布団を試してみてください。

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