ウレタン敷布団の特徴を選び方のコツを解説!
ウレタンフォームというのは、合成樹脂の内部に期待を発生させ、発泡状にした物質のことです。別名でプラスチックフォーム、合成樹脂発泡体、海綿状プラスチックなどとも呼ばれ、身近な例では台所用スポンジの原料としても使われていますね。
人工物なので、防菌、防ダニといった加工も施しやすく、普及品から高級品まで多くの敷布団で使われるようになりました。こちらでは、そんなウレタン敷布団の特徴を分かりやすくまとめていますので、是非ともご一読ください。布団を購入する際の情報収集にお役立て頂ければ幸いです!
ウレタンフォームの優れた点はドコ?
ウレタンの芯材は加工しやすいので、形状の自由度が非常に高くなっています。そのため、部分的に硬さを変えたり、表面を凹凸状にしたり…といった特殊加工が可能。腰、肩といった特定部位が沈まず、正しい姿勢で寝られることが売りの“体圧分散布団”の中にはウレタンフォームで作られている製品も多いです。体圧分散の布団や敷き布団について詳しく知りたい方は『敷き布団の条件〜体圧分散力って何?』をご覧ください。
ウレタンフォームは水洗いNG!?
非常に扱いやすく、高性能のウレタン敷布団ですが、もちろん万能というわけではありません。ウレタンは水に弱く、いったん濡れると簡単には乾かないため、丸洗いすることが出来ません。これは“家庭では洗えない”という意味ではなく、布団の丸洗いを引き受けているクリーニング業者であっても引き受けてくれない…ということです。完全に水を吸い込んだウレタンは、高熱のタンブラーを持ってしても、100%乾かすということはできません。なので、丸洗いが必要なほど汚れてしまうと、有効な対策がないのです。
また、ウレタンは一般的に重量が重く、形状が変化しにくいため、収納が面倒。さらに素材自体の価格が高いので、あまりリーズナブルな価格では手に入らない…というデメリットも存在しています。