敷布団とマットレスを併用する際の正しい組み合わせ方や注意点とは?

敷布団とマットレスを併用する際の正しい組み合わせ方や注意点とは?
あさみ

こんにちは!「ぐっすりねむり隊」のあさみです。
眠りの質を左右する寝具ですが、皆さんはどんな環境で睡眠をとっていますか?
子育て世代のわたしの周りでは「寝相が悪い子どもをベッドに寝させるのが心配……」という理由で子どもと一緒に敷布団で寝ている人が多いのですが、なかには敷布団とマットレスを組み合わせているという方も。
そこで今回は、敷布団と併せて使うときのマットレスの選び方や、敷布団とマットレスを重ねて使うときの注意点などを調べてみました。

もくじ

敷布団とマットレスを併用する際の正しい組み合わせ方や注意点とは?

1.マットレスの基礎知識

日本の家屋は畳敷きだったことから、昔から綿を詰めた暖かくて柔らかい綿の敷布団が使われてきました。
小さい頃から敷布団で育った方の中には、ベッドで使われているマットレスだけでは寝心地に不安を抱き、マットレスの上に敷布団を敷いて寝る場合も多いのだとか。

しかし、基本的にマットレスとは単体で使うことを想定して作られた寝具です。物足りないイメージがあっても、敷布団を併用する必要はありません。マットレス単体のベッドパットや敷パッドを敷いて、そのまま使用することができます。

ただし、絶対に敷布団とマットレスを併用してはいけないというわけではありません。 敷布団とマットレスを併用すると寝心地を損なう可能性は高いのですが、逆に使い勝手が良くなるケースもあります。

敷布団とマットレスの併用は、組み合わせや寝具の選び方次第だと考えてください。

2.敷布団とマットレスを併用して使う際のメリットとデメリット

敷布団とマットレスを併用する場合、敷布団をマットレスのに敷く方法と、敷布団をマットレスのに敷く方法があります。 これらの二通りの方法で、敷布団とマットレスを併用するメリット・デメリットをご紹介していきましょう。

2-1.マットレスの上に敷布団を敷く場合

マットレスの上に敷布団を敷いた場合、マットレス特有の冷たさをやわらげ、敷布団の保温性が実感できるというメリットがあります。

さらにマットレスのクッション効果によりフローリングなどの硬い床に敷布団を敷いたときの床付き感を軽減するほか、マットレス自体が重みや摩耗でダメージを受けるのを防ぐ効果も期待できます。

一方で、マットレス本来の機能である弾力や体圧分散力は発揮できません。反対に体が過剰に沈み込んでしまい、腰に負担がかかりやすくなるというリスクもあります。

また、重ねて使うことで通気性が悪くなり、敷布団とマットレスの間に湿気がたまってカビやダニが繁殖しやすくなるという点は注意が必要です。

2-2.敷布団の上にマットレスを敷く場合

敷布団を下、マットレスを上にして寝る場合は、マットレス特有の体圧分散性をしっかり発揮でき、腰や肩にかかる負担を軽減できます。床の間に敷布団を挟むことで、マットレスが薄い場合や反発力が低い場合に起こりやすい床付き感や冷たさも改善。

こちらもやはり湿気がこもりやすいため、こまめなお手入れや湿気対策が必要です。

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3.敷布団と一緒に使えるマットレスをご紹介!

敷布団とマットレスを併用したい場合は、マットレスの選び方が重要です。どちらの寝具の特徴を生かすも殺すも、マットレス次第。こちらでは、敷布団と一緒に使えるマットレスを2種類ご紹介していきましょう。

3-1.高反発マットレスの場合

高い復元性があり、背骨をしっかり支えるタイプのマットレスです。
高反発マットレスの場合は体圧分散が命ですから、基本的に敷布団を上に重ねるのはNG。敷布団はマットレスの下に敷きましょう。

とはいえ高反発マットレスの場合はクッション性も高いので、10㎝以上の厚みがあれば敷布団と併用する必要はありません。併用するなら厚みが5~6㎝程度の薄型商品がおすすめです。

購入した高反発マットレスが硬すぎて寝苦しい場合や、マットレス特有の冷たさで布団の中が寒く感じて眠れない場合は、体圧分散能力の高い敷布団をマットレスの上に重ねるのも選択肢のひとつ。

硬さや寒さを調整しながら、マットレス本来の体圧分散能力を邪魔するリスクを減らせます。

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3-2.低反発マットレスの場合

低反発のマットレスは厚さにかかわらず体が下に沈み込むため、床の上に直接敷くと床付き感を感じがちです。 眠りにくいと感じたら、敷布団をマットレスの下に敷くことで改善できます。

低反発のマットレスの場合、たとえ厚みがあっても柔らかい敷布団との併用はおすすめできません。マットレスと敷布団のWの影響で体が沈み込んでしまい、腰にかなりの負担がかかってしまうのだとか。特に腰痛持ちの人は症状が悪化しますので、注意してくださいね。

また、化学繊維の綿を使ったふわふわとした敷布団と低反発マットレスとの併用もNG。併用する場合は、羊毛や木綿がしっかりと詰まった、硬さのある敷布団を選びましょう。

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4.敷布団だけでは物足りないなら寝具を見直してみよう

敷布団とマットレスは基本的に併用する必要はありませんが、使い方によっては寝心地の改善に役立ちます。敷布団やマットレスの選び方に注意して、賢く使ってみましょう。

中には「敷布団用マットレス」と謳っている商品もありますが、現在使っている敷布団との相性が良いかどうかまでは分かりません。知らず知らずのうちに自分に合っていない寝具を使っている場合もあるので、もし使っている寝具に不満があるなら、何かを買い足すことで改善を図るのではなく、現在使用している敷布団やマットレス自体を見直すという手もありますよ。

4-1.寝心地を改善したいなら布団専門店に相談してみよう

寝具選びにお悩みがあるなら、布団専門店での買い替えがおすすめ。

敷布団やマットレスは、身近なデパートの寝具売り場やホームセンターなどでも購入できますが、素材や硬さ、厚さのバリエーションはそう多くはありません。売り場の店員さんに寝心地を聞いても疑問が解消できないことも多いので、専門の知識を持った品揃えが豊富な布団専門店を選ぶと安心です。

4-2.ぐっすり眠り隊のおすすめは櫻道ふとん店

腰痛対策敷布団「腰いい寝」で有名な静岡県の櫻道ふとん店は、熟練の布団職人が寝具選びに丁寧なアドバイスをしてくれることでも定評があるお店です。寝具選びに迷ったら、一度櫻道ふとん店に相談をしてみると良さそうです。

綿(わた)を使った敷布団の暖かさと、程良い硬さで体圧分散に優れたマットレスのどちらを購入するべきか悩んでいるなら、櫻道ふとん店のオーダーメイドベッドマットレス「Comfort」シリーズがおすすめです。

「Comfort」シリーズは、寝心地にこだわる人向けのオーダーメイドマットレス。身体の大きさに合わせてサイズオーダーができるだけでなく、自分にあった硬さを3つのタイプから自由に選べるのが魅力です。

超高反発素材の凸凹形状のプロファイルウレタンに遠赤外線効果がある温泉綿を組み合わせて作った、まさにマットレスの進化形なのです。

体圧分散に優れたマットレスであると同時に冬でもポカポカ暖かいので、初めてマットレスを購入する方や、今まで低反発や高反発も試してみて合わなかった方にもおすすめです。

5.最適な敷布団やマットレスで心地よい眠りの環境を

敷布団やマットレスは、眠るときに欠かせない生活必需品。寝心地の悪さや睡眠の質や健康にもダイレクトに影響を与えてしまうため、良質な敷布団やマットレスを選ぶことが大切です。

敷布団用のマットレスを選ぶ場合は寝具全体を見直し、快適な眠りの環境を整えてくださいね。

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