睡眠サプリメントで熟睡度は上げられる!?

質のよい眠りのためのサプリメント十分に眠っているはずなのに、思ったほど体力が戻らない、という悩みを持っている人は多くいるようです。そういった人の中には、就寝前の入浴、アロマなどさまざまな方法で熟睡度を上げようと努力している人もいます。最近では、そういった睡眠の質を上げるための努力の一環として、睡眠サプリメントを利用する人も増えています。

そこで、こちらではサプリメントを用いて熟睡度を向上させる方法について考えてみましょう。

睡眠サプリメントの有用性を考える

サプリメントの効果には個人差がある睡眠サプリメントには多くの製品が存在しています。睡眠の質を高める栄養素はいくつもの種類があり、サプリによってメインの有用成分が異なっているからです。アミノ酸の一種であるグリシン、トリプトファン、脳の休息を促進するビタミンB1、ビタミンB6などさまざまな成分が、より良い睡眠を取るための有用成分として知られています。

ただ、サプリメントはあくまでも食品ですから、万人に同じ有用性をもたらすとは限りません。

体質によって合うかどうかに差があるので、サプリだけに依存するのはあまり望ましくないでしょう。可能な限り、サプリ以外の方法で睡眠環境を向上させつつ、自分の体質に合ったものを使用する…といった力加減に留めることが大切です。

サプリメントの正しい選び方&活用法を紹介!

それでは、睡眠導入に有用とされているサプリメントの選び方、使い方3つのポイントを見ていくことにしましょう。

1.メディカルハーブ配合のサプリがオススメ!

多くのサプリはアミノ酸、ビタミンなどを主成分としており、あくまでも「休息を促す成分」をいくつか混ぜたものに過ぎません。結局のところ、気休めにしかならないサプリが大半を占めているのです。
しかし、一部にはバレリアン(セイヨウカイコノソウ)などのメディカルハーブを使用した製品も存在しています。バレリアンには鎮静作用、不安抑制作用など、現実的にスムーズな入眠の助けとなる成分が含まれており、高い有用性が期待できるのです。メディカルハーブというのは、ヨーロッパにおける漢方のような存在。実際、西洋ではハーブ療法という分野も確立しています。バレリアンのほか、カモミール、クワンソウなどにも同様の作用が報告されているようです。

2.サプリ依存は避け、生活習慣を変える!

サプリメントはあくまでも栄養補助食品に過ぎません。薬ではありませんから、飲んでいればよく眠れる、というような作用は期待できないのです。サプリメントを活用するのは大いに結構ですが、それだけで睡眠の質が一気に向上するものではありません。
就寝3時間前に入浴して体温が下がってきているタイミングでベッドに入る、就寝前に強い光を見ないなど一般的な入眠に良い生活スタイルを取り入れるようにしましょう。

3.不眠が疑われるような状況では医療機関を受診する!

サプリメントに頼るほど睡眠の質が低下している場合は、不眠の可能性を考慮する、という考え方も必要になります。布団に入っても30分以上にわたって寝付けないという状況が続いているような方は、特に注意が必要。
あまりに睡眠リズムが崩れているようであれば、サプリだけでは力不足ですから、迷わず睡眠外来を受診するようにしてください。

以上が、サプリメントを活用して睡眠環境を向上する場合の注意点です。サプリと上手に付き合いつつも、決してサプリ依存にはならないようにしましょう。

睡眠環境には寝具の選び方も重要!

寝付けない、眠りが浅い、といった悩みを抱えている場合、体内環境に問題があると思い込みがちです。しかし、実際には睡眠時の環境に問題が潜んでいることも多く、サプリや生活習慣の見直しだけでは思うように状況が変わらないことも多いのをご存じでしょうか?

体の不調を予防〜体圧分散力特に多いのが寝具の問題。敷き布団が古く、クッション性を失っていると、寝ているうちに身体が痺れたり痛んだりして、眠りは浅くなります。また、分厚くて柔らかい敷き布団だと、腰の部分が沈みこむなど寝姿勢が不自然で睡眠が浅くなることも。

今、睡眠の質が低下していると感じるのであれば、ぜひ、寝具、特に敷き布団がきちんと機能を果たしているかどうか、確認してみてください。

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