睡眠と入浴の密接な関連性

睡眠と入浴の密接な関連性とは?心身をリラックスした状態に持っていく習慣の1つとして、入浴があげられます。実際、一般的に「お風呂でリラックスしてから眠ると良く眠れる」というのは常識とも言えるほど広く知られています。

ここでは、入浴と睡眠の関係性について考え、より良い睡眠を取るためのきっかけを見つけていくことにしましょう。

入浴による体温変化が入眠を助ける

人間には、体温が下がっていく時に眠くなるという特徴があります。非常に極端な例を出せば、雪山遭難者が眠気に耐えられなくなる…というのも同じ理由。そこで、入浴による体温変化を上手に利用することで、スムーズに入眠することが可能になるのです。

具体的には、入眠する3時間程度前にお風呂に入るのがオススメ。お風呂で温まった直後は体温が上昇しますが、時間が経過すると少しずつ放熱されて体温が戻っていきます。この体温低下で眠気を感じ始める頃に布団に入れば、すんなりと眠りに落ちて、良質な睡眠を得ることができるのです。

十分に寝ても体力が戻らないと悩んでいるのであれば、まず入浴習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

入浴習慣において気をつけたい3つのポイント

それでは、良質な睡眠を得るために知っておくべき3つのポイントを解説します。ただ、就寝3時間前に入浴すれば良いというものではなく、良い睡眠につなげるためにはいくつかの注意点を守らなければなりません。

1.シャワーのみの入浴はNG!

忙しい人の中にはシャワーを浴びるだけの入浴が習慣化している人も多いようですが、これでは睡眠の質を向上することはできません。
入浴によって体温が上昇しなければ、その後に体温が下がっていく…という経過をたどることはないのです。シャワーだけでは表面しか温まらず、全身の体温を上げるには不十分。浴槽につかり、身体をめぐる体液が加熱されることで全身の温度が上がるわけです。シャワー入浴では体温が上がらないので、睡眠の質は向上できません。

2.湯温は40℃前後!ぬるめの湯に浸かりましょう

浴槽に浸かれば何でも良い、というわけでもありません。42℃を超える熱めの風呂では、交感神経が刺激されて逆に覚醒してしまいます。特に、寝る直前に熱いお風呂に入ると返って眠れなくなってしまう可能性もあります。
睡眠の質を向上したいのであれば、40℃くらいのお湯に20分以上ゆっくり浸かり、自然に体温を上げていくようにしましょう。

3.リラックス効果を向上!入浴剤のアロマ効果

スムーズに入眠するためには、入浴時にどれだけリラックスできるかが重要。そこで、入浴時にはリラックス効果のあるアロマ、ハーブを配合した入浴剤を使用してみるのもオススメです。
ストレス、緊張を緩和するアロマ、ハーブとしてはカモミール、ラベンダー、オレンジスイート、ベルガモットなどが挙げられます。こういったハーブを用いた入浴剤を用いるほか、ハーブティーなどを併用するのも良いでしょう。

入浴習慣を変えることで、睡眠の質が一気に向上する可能性もあります。軽度の不眠、寝ても体力が戻らない、といった自覚がある場合、まずは入浴習慣を見直してみることをオススメします。

寝具の選び方も重要!睡眠環境を正常化

入浴と同時に重要なのが、敷き布団の選び方です。寝具の中でも、敷き布団は睡眠との関連がもっとも深いと言われています。睡眠環境を向上するために寝具を変えるのなら、まず敷き布団から買い替えるようにしてください。

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トルマリン練り込み綿を用いた敷き布団は非常に保温性が高く、寝ている時のリラックス効果を高めてくれます。

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